『ラズガットリオグル、バウティスタ、レイ、ブレガ：2024SBKフランスラウンド』
★9月6日〜8日、マニクールサーキットでSBKフランスラウンドが行われた（※リザルトは記事下にあります）。
★トプラク・ラズガットリオグル（27才、BMW）は金曜日の午前セッションで首位を獲得したが、午後セッションで転倒してバリアに衝突し、背中を強打した。
当初、骨折などの重傷は見つからなかったが、その後、軽度の外傷性気胸があることが分かり、土曜セッション以降は棄権となった。現在、総合首位（365ポイント）である。
なお、9月20〜22日のイタリアラウンド（クレモナサーキット）も外傷性気胸が完治していないため欠場する。代役として、マルクス・ライターバーガーが参戦する。
ラズガットリオグル選手はイタリアで厳しい理学療法を受けており、その他の体調は良好なので、現在は9月27〜29日のアラゴンラウンド復帰を目指している。
★ニコロー・ブレガ（24才、ドゥカティ）は予選2位、レース1は転倒リタイア、スーパーポールレース（短距離）は首位、レース2で首位だった。現在、総合2位（-55ポイント）である。
土曜レース1の第1ラップ第17コーナーで転倒し、これにより日曜日は右肩に強い痛みが出ていたが、開幕戦以来、久しぶりの優勝で、しかも、ダブル優勝だったため、総合順位でも首位ラズガットリオグル選手とのギャップを縮めることができた。
9月20〜22日のイタリアラウンド（クレモナサーキット）はラズガットリオグル選手が欠場なため、さらにギャップを縮めるチャンスだと注目されている。
★アルヴァロ・バウティスタ（39才、ドゥカティ）は予選17位、レース1で2位、スーパーポールレース（短距離）は転倒リタイア、レース2は棄権した。現在、総合3位（-122ポイント）である。
土曜予選はウェットコンディションで17位になってしまったが、レース1は好調で、みごとな追い上げを見せた。
しかし、日曜スーパーポールレース（短距離）は第1ラップの第7コーナーのブレーキング地点への差しかかりが強すぎ、ブラッドリー・レイに接触しつつ転倒した（※レイ選手は転倒せず）。
メディカルセンターでの検査で左の第8肋骨に骨折が見つかり、午後のレース2は棄権となった。
9月20〜22日のイタリアラウンド（クレモナサーキット）は、19日（木）に医療チェックを受け、出走の可否が決定する。
ちなみに、フランスラウンド直前、2025年も現チームから参戦することが決まったばかりである。
★ジョナサン・レイ（37才、ヤマハ）は予選8位、レース1はリタイア、スーパーポールレースとレース2は棄権した。現在、総合11位（-279ポイント）である。
土曜レース1の第1ラップ第17コーナーで転倒し、右手親指に深い擦傷を負い、その日の夜に皮膚移植の手術を受けた。日曜セッションは棄権となった。
なお、ブレガ選手と同時に転倒したが、両選手は接触しておらず、それぞれ単独事故だった。
9月20〜22日のイタリアラウンド（クレモナサーキット）も欠場が決まっており、代役としてニコロー・カネパが参戦する。
なお、ヤマハ陣営はドミニク・エガーターも欠場なため（※トレーニング中に肋骨を複数骨折し、フランスラウンドも欠場した）、代役としてマービン・フリッツが参戦する。
『2024 フランス SBK レース2リザルト』
『2024 フランス SBK SPリザルト』
『2024 フランス SBK レース1リザルト』
『2024 フランス SBK 予選リザルト』
『2024 フランス SBK 総合順位』
（参照サイト：『Corse di moto』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
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（参照サイト：『Corse di moto』）
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