MotoGP

ドビツィオーゾ解説:なぜクアルタラロは速かったのか?

『ドヴィツィオーゾ解説:なぜクアルタラロは速かったのか?』

★4月27日(日)、スペインGPのモトGPクラス決勝の上位リザルトは以下のとおり。

首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
2位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)
3位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)

※マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)は上位闘いの最中に第3ラップでスリップ転倒し、再スタートして12位でゴールした。

★今回、パドック入りしていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハテストライダー)が、イタリア『SKY』で次のように解説した。

【クアルタラロー選手が久しぶりにPPと表彰台を獲得していたが、ヤマハ機が改善されたと言うこと?】
「現時点では、ファビオが物凄い操縦をしてるんですよ…はた目にはかなり分かりづらいんですが、あのマシンの限界点をカバーできてるんです。本当に、ファビオが違いを生み出してますね。」

【具体的に、どんな操縦をしているの?】
「2点あって…ブレーキングと旋回なんですが…つまり、ファビオには加速がそれほど必要ないんですよ。
(ヤマハ機は)いまだ、その点が仕上がってないので、ファビオはコーナー立ち上がりの時も、けっこうトラックを活用しなければならないんです。
本来ならば、適切なことではないのだろうけど…でも、そうやって速く走ってるんですよ。しかも…」

【しかも…?】
「タイヤを温存できるんです。その点については、(ヤマハ側が)危惧していたことなんですが…でも、ファビオは上手くタイヤコントロールをしていたし、特にコンスタントな走りをしてましたね。」

【今後のマシン開発については?】
「ヤマハは凄まじい努力で作業を進めていて…大きく進歩してきてます。今回の結果はその証でもありますね。じゃなかったら、あんなパフォーマンスは無理だったでしょう。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Motosprint』)

created by Rinker
¥1,782
(2025/05/19 09:33:42時点 Amazon調べ-詳細)

POSTED COMMENT

  1. ヨッシー より:

    ファビオよくやった!!

  2. きゃめる より:

    さすがファビオ!
    でもヤマハはまだ手綱緩めちゃダメよ!

  3. SRX より:

    ドビが言うと説得力ある

  4. biker7010 より:

    〉ファビオはコーナー立ち上がりの時も、けっこうトラックを活用しなければならないんです。

    ってことは、コース上のバンクとかも他メーカー(選手)よりも使っている?
    他の書込みでも、他の方のコメントでは「コーナー中にリアブレーキを多用している」とか「フロンブレーキも使っているかも」とか普通のライディング教本では考えられない操作ですね。
    今シーズンはこれからもっと楽しませてくれそうで楽しみです。
    頑張れ!ファビオ!
    期待してるよ!ヤマハ開発陣!

  5. WR#1 より:

    ♡管理人さま
     ヨーロッパラウンド開幕戦もお疲れさまです。
     スペインGPがカタールGPになっていますよー

    ヤマハでもフォビオだけが速かったってところを見ると、ファビオのテクニックでヤマハ機をカバーしてるっていうのもうなずけますねぇ。

    • La Chirico より:

      WR#1様

      ありがとうございます、早速、直しておきました❤

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP