
『ザルコ:新エンジンは必要ない…他に伸びしろがあるんだから』
★4月25〜27日、スペインGPが行われ、モトGPクラスのヨハン・ザルコ(ホンダLCR)が予選10位、スプリントはリタイア、決勝11位だった。現在、総合7位(−97ポイント)。
★4月28日(月)、ヘレス公式テストでは6位だった。
★4月27日の決勝後、ザルコ選手が次のように話した。
【今週末は問題が多発していたそうで…】
「今回のトラックでは、色々なことがかなり複雑になってしまったんですよ。
他の選手が苦戦してミスをしてくれたんで良かったです…順位を上げるには、それしか方法がなかったんで。
終盤はマリーニがキレのある動きをしていて、スペースを上手く塞がれてしまって。とにかく、11位で5ポイント取れたんでね…ゼロよりは良いでしょ。」
【新エンジンについては?】
「月曜テストで試してみます…ただ、ここはエンジンテスト向きのコースではないんですよ。余裕で時速300kmが出せるような場所じゃないんで。」
★4月28日のテスト後、ザルコ選手が次のように話した。
【今回のテストについては?】
「今週末はいつもの信頼感が得られなかったので、それを取り戻すべくセッティング作業をしてました。
それ以外は電制システムに集中し、他のホンダ選手のようにエンジンテストはしませんでした…僕が知る限り、試す必要なないようだったんで。
うちのパッケージは及第点だし、特にエンジンブレーキには伸びしろもあるんで…あと、全体的にはブレーキングからクリッピングポイントまでの全段階で伸びしろがありますね。
少なくとも、今回のレースで何が欠けていたかは分かりました。」
【新エンジンは、いつ実戦投入されそう?】
「知りません…知る必要もないんで。使えるようになったら、現在のレベルや進捗状況が分かるでしょうね。いまだ全員に支給されないってことは、まだ仕上がってないってことでしょ。
とにかく、次のレースで感触を取り戻せるよう…僕はそっちに集中したいんでね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
割り切りの良い事。