
『2025 アラゴンGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★6月8日(日)、アラゴンGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(233ポイント)、2位アレックス・マルケス(-32ポイント)、3位バニャイア(-93ポイント)、4位モルビデッリ(-118ポイント)、5位ディ・ジャンナントニオ(-134ポイント)、6位ザルコ(-136ポイント)
★トップ10はドゥカティ6名、KTM1名、ホンダ1名、アプリリア2名
★ルーキー陣は6位アルデゲル、16位チャントラ。オグラ選手は欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。第1ラップから首位独走。第21ラップで自己ベスト(1.46.705)を記録。木曜会見の際、弟アレックス選手は兄マルク選手を「今回のミスター37(※12+25ポイントを獲得できると言う意味)」と呼んでいた。去年の同GPも型落ち機(2023年版)で全セッション制覇した。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは3位(VR46ライダーズアカデミー)。好スタートを切り、第22ラップで自己ベスト(1.46.773)を記録。終盤は弟マルケス選手と互角の走りをしていた。スペインGP決勝以来、久しぶりの表彰台。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは6位(昨年はモト2総合5位)。
5位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。アルデゲル選手との競り合い、接触までしていた。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは9位。
※表彰台を独占。トップ9までに6選手全員が入った。
★KTM
4位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。今シーズンの最高リザルト獲得。ル・マン決勝も4位だったが、今回はドライなので価値が高い。
チームメイトのブラッド・ビンダーはリタイア。第11ラップで5位走行中に転倒。
12位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは18位(昨年はアプリリア機)。第20ラップでミール選手と8位争いの最中に転倒。
★ホンダ
7位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
ルーカ・マリーニは鈴鹿8耐プライベートテスト中に負傷して欠場。既にイタリアへ帰国した。
16位ソムキャット・チャントラ(ホンダLCR、昨年はモト2総合12位)。
チームメイトのヨハン・ザルコはリタイア。転倒。
★アプリリア
8位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。グリッド20位から追い上げ三昧。第21ラップで自己ベスト(1.46.948)を記録。予選で上位グリッドを獲得できれば…。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは17位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役。
10位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは欠場(昨年はモト2総合首位)。ブリティッシュGP中に負傷。
★ヤマハ
11位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローはリタイア。10位争いをしていたが、第13ラップで転倒。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは13位(昨年はKTM機)。これまでオリヴェイラ代役として3GP参戦し、今回が初のワイルドカード。ヤマハ勢2位を獲得。
14位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは15位(昨年はアプリリア機)。
『2025 アラゴンGP モトGP 決勝リザルト』
『2025 アラゴンGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
ほぼツーリングのつまらないレースでしたな…
SBKのように抜き抜かされの展開がないから最近のMOTOGPつまらんよ
アルデゲルがだいぶマシンの操縦に自信を持ち始めてますね。
予選同様の退屈な展開で、気がついたら寝落ちしてた。
ペッコの3位はまあ良い報せかな
アコスタ調子いいじゃん!
何したん?
なんていうかアレックスはマルクを越えようとしてないように見えてしまう
それだけマルクが強いやつなんだが、マルクにはさっさと前に行かして後ろのやつを抑えようとしてるように見える
タイトル争いしてる身なんだから兄貴を転けさしてでも1位を奪い取るという意志を見せて欲しい
マルケスは全セッション1位で敵無し。
アコスタとバニャイアが興味深い1戦。
アコスタは調子が良いと他の選手よりタイヤ1本分内側を走れる。見ていて気持ちが良い。
ベスは予選が悔やまれる好走。
ヤマハはジリ貧。一歩進んで二歩下がる。でしょうか。
クアルタラロー…
つまらなかったという投稿を見て驚きました。アルデゲルとモルビデリの攻防など手に汗握るレースだったなというのが感想だったので。
勿論人生色々ですのでそれはそれで良いです。
勝てない相手に無理して自分のペースを乱される位なら素直に自分の立ち位置を認めるのも悪い選択じゃないかと
ムリに勝とうとしてマシン開発やセッティングを崩して逆に遅くなったら本末転倒
喧嘩を売っていい相手ってのを見極める事が出来るのも才能だよ
レーサーにその才能は要らんよね…。アレックスは兄貴に噛み付くとこは無いのね…。あるYouTubeチャンネルでもアレックスケチョンケチョンに言ってるけどハゲ同だわ。
バニャイアは相変わらず紳士でポジティブ思考か…マルクとは良好関係とな…。
ロレンソは帝王ロッシに噛みついて行ったけどね。
やっぱり噛みつかんのかな…ハァァ…そうなのね…。
そもそも初手からアラゴンは、MM・AMを中心にドゥカ勢が支配するだろうなと、容易に想像のつくステージ。
その中で、日本勢や、他のメーカーがどれだけMMとドゥカ勢に喰い付いて行けるかが見所でしたが、ただ
蓋を開けたら、予想以上のギャップがあった印象。向後、先に控えてるトラックは、サマーブレイク前まで
アラゴンと似た様なフロントリミテッドの展開が暫く続く、厳しい戦いになるだろなと。ただダッチTTとか、
天候によってはパワーバランスも崩れるだろうけど、やはりアラゴンはひとつの指標なのかなと。
チャンピオンシップを戦う上で、対ドゥカティを掲げるにはまだ、デスモセディッチの優位性は高いですね。
それに、ぺッコもどうやらGP25と折り合いを付けコンプロマイズし、霧が晴れた感。ドゥカのライバル陣は
上位にペッコも加わり、更に厳しい状況になったのかなと。
アコスタは去年のアラゴンではポディウムですからねぇ
KTM自体がここには合うみたいですが、ビンダー、ビニャーレスとも転倒で…今年は安定感がないようで
アルデゲルとフランキーのバトルは凄かったけど、ちょっとヤリ過ぎでは?
接触転倒しなかったのはテクニックとかリスペクトとかではなく端に運が良かっただけ…
むしろ冷静にチャンピオンシップ戦ってるように見えるけどなぁアレックス。今年はアベレージ高いけど、相変わらず接近戦すると共倒れしがち。仮にマルクとガチでやりあっても自分だけ転びかねない。現時点ではアレックスの戦略は正しいと思う。