MotoGP

マルティン説明:アプリリア継続の理由、ホンダについて

『マルティン説明:アプリリア継続の理由、ホンダについて』

★7月18〜20日、チェコGPがブルノ・サーキットで行われる。

★7月17日(月)、同GPで復帰するホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が、木曜会見で次のように話した。

【身体の具合は…?】
「復帰できて嬉しいです…この数ヶ月は厳しいものだったんで。ケガのせいで、かなり苦しみました。」

【2026年に向けては?】
「アプリリア継続です。」

【アプリリアとは、いったい何があったの…?】
「具体的に説明したいんですが…すぐに説明してたら、もっと簡単だったんですけどねぇ。
ケガをして、僕自身に対する疑念が生じてきたんです…あと、将来についてとか、その他色々なことについても。それで、決断しなきゃって気持ちになって…。
アプリリア機を何戦か試してみて、例の『条項』を使うかどうかを決めようと思いました…アプリリアからは拒否されてしまったけど、それについては理解できます。
その時点では、別のプロジェクトに移った方が良いだろうって思って…争う姿勢でいたし、そう言う姿勢を続けようと思ってたんですが、最終的に継続を決めました。
ベッツェッキがアプリリア機で良い仕事をしているのを見て…僕も馬鹿じゃないんでね。一緒に好結果を出していけるようなポテンシャルはあると判断しました。」

【現在の心境は?】
「準備万端って感じです…身体の調子も良く、これまでの他の時期と比べ、ずっと良いんじゃないかって思います。
もちろん、モトGP機で走り込む必要はあるけど…メンタル面に関してはけっこう色々とやったんで、選手としても向上したと思ってます。」

【先日、ミザノサーキットでアプリリア・モトGP機のテストを行っていたが…】
「すごく良かったですよ…マシンに乗った時のポジションについて、けっこう手を加えました。今回も作業を続けていくつもりです。
とにかく、マシンには高いポテンシャルを感じましたね…カタールGPの時とは別物なんですよ。マルコ(ベッツェッキ)とチームが良い仕事をし、立派なリザルトも出してますからね。」

【後悔してる…?】
「いいえ、後悔はしてません…この数ヶ月の間にやったことは、自分や自分の将来にとってベストだと思ってのことなんで。
肋骨12本を折り、1週間ろくに眠れずに入院してる時の気持ちは、誰にも分からないでしょう。今は(アプリリア)継続を決め、最高の選択をしたと思ってます。」

【ホンダ移籍の噂が出ていたが…】
「ホンダは選択肢の1つでした…他にもあったんで。
(アプリリアとの関係は)まるでジェットコースターにでも乗ってるみたいで…恋に落ちたと思ったら、ケンカになって。
でも、結局、好きって気持ちがあるなら、手を取り合ったまま共通の目標に向かって努力していくもんでしょ。
何もなかったとは言わないけど…アプリリアと、けっこう派手に争いましたからね。でも、今は一緒に勝利を目指して手を組む時なんですよ。また、親しい友人関係に戻れると思ってます。」

【アプリリア継続を決めた、決定的な理由は?】
「複数の理由からです…とにかく、復帰する前に全部解決したかったんですよ。アプリリアと争ってる状態で復帰したくなかったし、そう言うゴタゴタを考えながらトラックに出たくなかったんです。
冬季テストやカタールGPでのフィーリングはネガティブなもので…だから転倒が多かったし、ケガもしてしまったんですよ。でも、いまやアプリリア機は進化し…それが自信につながりました。
そう言うののおかげで、考えがちょっと変わったんですよね。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. ヒデ より:

    いやいや、結局は裁判になった時にモトgpに乗れなくなると言われたからだよね。
    だから折れるしかなかった。
    もうイメージ最悪になっちゃったよね。

  2. バリー#7 より:

    ホルへ陣営: 出る!何があろうと。
    マッシモ・リボラ: そうか、じゃあ裁判所で会おう、チャオ!
    エスペレータ: 揉め事起こす奴ぁ、来年のエントリーを認めん!
    ホルへ陣営: (なんか雲行き怪しいな)ま、ベズもいい仕事してアプリリアも今では戦闘力高いみたいだし。ボクちん、最初からアプ愛に溢れてるし、うん、契約満了まで頑張るよ!よろしくね♡

    みたいな感じか。。。しかし、ホルへ担のメカニックとかスタッフとか、相当ビミョーな心持ちだろうなあ、仕事はちゃんとこなすにしても。

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