
『ペルナットがバロスに大反論:ダッリーニャはバニャイアを傷つけたが、見捨ててはいない!』
★8月初め、カルロ・ペルナットが(有名マネージャー、療養のため引退状態)、伊サイト『Mowmag.com』のインタビューで次のように話した。
[ 前編はこちら ]
【今シーズの去就問題は…とりあえず、一段落ついたと思う?】
「今シーズンに関しては、とにかく、マルク・マルケス絶対王者って事実を見せつけられて…ただ、あまり知られてはいないが、マルケスの上をゆく王者がいるんですよ。
それはカルメロ・エスペレータ(ドルナ代表)でね。今年は大混乱が起きかけてたのに、ちょっと介入し、ちょっと口出ししただけできちんと収めてみせたじゃないですか。
ほら、ホルヘ・マルティンがアプリリアに対し、気まぐれな態度を取ってたでしょ…それ以外にも、契約を途中解除しようって選手が何名かいたからね。
今回のエスペレータみたいな動きができるのは、まさに真のリーダーだけですよ。」
【なぜ、あそこまで厳しい態度で介入できたの?】
「おそらく、秩序をもたらし、『Liberty Media』が問題なくモトGPに上陸できるようにってことなのでしょう。
今回はまさに、『しそんじるな!』ってことだったのでしょ…エスペレータって言うのは、そうそう下々のところには降りてこないんだから。
ちょいと介入したら、皆、晩めし抜きで床につくってもんで…いや、晩めし抜きってことはないか。他所様のお膳を引っ掻き回す代わりに、きちんと契約書に書かれてた通りの大盛りめしを喰ったってとこかね。」
【先日、アレックス・バロスがバニャイアの件でドゥカティを批判していたが…】
「アレックスのことは大好きだし、カジヴァ時代から赤い糸で結ばれてるって言っても良いぐらいの関係だが…今回ばかりは、とんだデタラメを言ったもんだと思いますよ。
ジジ・ダッリーニャはマルク・マルケスを引き入れ、バニャイアのことを傷つけてはしまったが…だからと言って、バニャイアをないがしろにしてるなんてことはないんだから。
ダッリーニャとしては、もはやドゥカティ2024年機を改善するには最強選手を乗せるしかないと悟り…実際、そうしたんですよ。私だって、そう言うやり方を批判もしたし、それは隠し立てもしません。
実際、若手選手をチャンピオンに育てあげるって言うメーカーの方針を、(ダッリーニャは)捻じ曲げてしまったんだからね。ただ、現在のマルクのリザルトを見れば、とうてい『誤った選択をした』とは言えないでしょ。
そして同時に、ドゥカティがバニャイアを見捨てるような姿勢の会社だって言うのも大間違いですよ。
ドゥカティはどの選手のこともサポートしてきたでしょ…ジャック・ミラーやアンドレア・ドヴィツィオーゾにセカンドチャンスを与えてたことを思えば、一目瞭然じゃないですか。
エネア・バスティアニーニだって、2023〜2024年にそう言うチャンスを与えてもらっていたしね。」
[ 後編に続く ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
マルケスは技術者側にはありがたいライダーだから
恐らく昨年の今頃の段階で方向性の失敗は明らかだったんでしょう
でももう後戻りできないから当初確定と言われた(ニュースまで流れた)
マルティンを切ってマルケスを採用したんだから
恐らく新レギュ後も暫く使ってホンダのように強いドゥカティのイメージだけは
維持させるんじゃない?
その間にしっかり開発安定させれれるか?
そこがピロとマルケス以外のもう1〜2人の役目かもね
ルカ・カダローラもそうだったけど何でも乗りこなせる器用な人ってことは
ライダーとしてはカッコいいけど
組織の悪い部分を隠蔽できるからね
(普通の組織でもそう)
タラレバだけど、マルケスがグレジーニのまま型落ち最強のGP24に乗って、乗り難いGP25でファクトリー体制2人のペッコ、マルティンがボロ負けしていたら?
ゾッとする…
DUCATIでも責任問題に発展してたかもよ?