
『バニャイア苦戦の予兆は2024年から始まっていた…』
★今年のモトGPシーズン前半が終了し、総合順位のトップ3は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(381ポイント、ドゥカティファクトリー)
2位アレックス・マルケス(-120ポイント、ドゥカティグレジーニ)
3位フランチェスコ・バニャイア(-168ポイント、ドゥカティファクトリー)
★最近、スペイン『DAZN』で解説を務めるフアン・マルティネス(※ニッキー・ヘイデンのチーフメカニック等を担当)が、バニャイア選手の予想外の苦戦について次のように話した。
【バニャイア苦戦については?】
「あれは去年から既に影響を受けてたんですよ…あらゆるインタビューのせいでね。
(マルク選手のファクトリー昇格が決定してから)バニャイアはずっと、マルクのことを訊かれまくってたでしょ…『マルクはファクトリーでどうなると思う?』ってね。
その頃から、バニャイアへの(心理的な)影響が始まってしまってたんですよ。」
【バニャイア本人は精神的な影響ではなく、あくまでもマシンのフィーリングが掴めないからと主張しているが…】
「一方、マルクはマシンが変化することに慣れてる選手ですからね…フレームの有無とか。今なら、エアロダイナミクスの有無とかね。
どんな状況でも、マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができるんだから。」
【バニャイア選手の方はトップどころか、2位にもなれない状態で…】
「今のところ、ドゥカティにとっては、そこが唯一の難でしょうね。
おそらく、毎回楽勝で優勝はしているのだろうが…ただ、2位がファクトリー選手じゃないってのは、ドゥカティにとっては不面目なことなんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)