
『バスティアニーニ絶体絶命:チーフメカニックがKTM即時退職、ヤマハorアプリリアに移籍するかも』
★9月5〜7日、バルセロナGPが行われ、モトGPクラスのエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が予選9位、スプリント5位、決勝3位だった。現在、総合12位(−403ポイント)。
★同GP中、バスティアニーニ選手のチーフメカニックを務めるアルベルト・ジーリブオラ(通称ピジャミーノ)が、KTM側に即時退職する意向を伝えたことが判明した。なお、公表はまだである。
★伊サイト『Gpone』によれば、退職の理由は2つあり、1つは技術選択におけるKTM側との意見の相違の模様。ちなみにジーリブオラ氏の選択のおかげで、最近、バスティアニーニ選手は調子を上げている。
もう1つの理由は契約上の問題で、おそらく、同氏はヤマハかアプリリアに移籍する可能性がある。
★同氏とKTMの現契約には『ガーデニング休暇(離職後の情報漏洩を防ぐため、一定の給与を保証した上で取らせる長期休暇のこと)』が盛り込まれていないため、即時退職の場合は違約金を支払うだけとなる。
★バスティアニーニ選手がドゥカティからKTMへの移籍を決めた理由は、またジーリブオラ氏と組むことができるからだった。
2021〜2022年に同選手がドゥカティグレジーニから参戦していた際、ジーリブオラ氏と組んで好成績を収めてファクトリー昇格を決めたが、2022年末に同氏はKTMへ移籍してしまったのだ。なお、その際、バスティアニーニ選手に事前通達はなかったとのこと。
★余談だが、ジーリブオラ氏の愛称が『ピジャミーノ(子供用パジャマ)』になったのは、同氏が働き始めた当時、童顔でかなり若く見えたため、ケーシー・ストーナーのメカニックの1人が、『皆でパジャマを着せてやって、すぐに寝かしつけてやるよ』と言ったからである。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
バスティアニーニはどうも環境が安定しないと言うか好調になるとそこに水を差されるような出来事が多いですね。
離脱を決意するような技術的意見の相違って何でしょう?
実際の所は単純にサラリーの問題なのかも知れませんが。
ピジャミーノ(子供用パジャマ)
外国のニックネームの付け方って「太陽にほえろ!」のジーパン、マカロニみたいなノリ
刑事全員で呼んでるとか今思えば笑える
意見の相違で退職出来るのはうらやましい。サラリーマンには出来ないって言うより、そうできる技術を持っているのがうらやましい。
ライダー以外もそんな技術を持っている人が多くいる世界なのでしょうね。