MotoGP

ベッツェッキ優勝:木製の足とヘルメットについて説明

『ベッツェッキ優勝:木製の足とヘルメットについて説明』

★9月13日(土)、サンマリノGPのモトGPクラスでマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が、予選首位、スプリント首位だった。

★今シーズンのスプリントで、初めてマルケス兄弟以外の選手が優勝した。

★スプリント後、ベッツェッキ選手がイタリア『Sky』で次のように話した。

【今回のスプリントについては?】
「立て続けに2回ミスってしまったけど、上手くいきました。ちょっとした問題を抱えてたんで集中力が途切れてしまい…マルク(マルケス)に抜かれてしまって。
でも、むこうもちょっと限界ギリギリって感じだったんで、気持ちを落ち着けてからまたプッシュして、オーバーテイクを仕掛けることにしたんです。
そうしたら、マルクがスリップ転倒してしまって…その後はアレックス(マルケス)が強くって。でも、なんとか逃げ切りました。」

【チーム側も大喜びで…】
「すごく嬉しいけど、本腰を入れるべきは明日の方だから。調整できる所は調整しとかないとね…楽勝レースってわけにはいかないんだから。
ドゥカティ選手は皆強いから…マルケスなんて苦戦気味でも、常に首位を走ってるでしょ。どの選手のことも油断できませんよ。」

【スプリント中のミスと言うのは…?】
「タイヤ関係ではないですよ…別件なんだけど、一瞬集中が途切れてしまったんですよ。実際、2回ミスって、マルクに抜かれてしまったわけで…。
あれは痛かったですよ…好リズムで調子良く走ってたのにねぇ。この後、全部解決しておきます。」

【今回の特製ヘルメットと、クールダウンラップで持っていた木製の足について説明してくれる?】
「僕は十代の頃から、『アルド&ジョヴァンニ、ジャコモ(イタリアの有名コメディ俳優3人組)』の大・大・大ファンなんですよ。
特に『Tre uomini e una gamba(三人の男と足一本)』って言う映画が好きでしたねぇ。
あの3人の映画や舞台を観て育ったんで、ピットボックス内でも良く彼らのセリフを真似てバカなことをしてたんですよ…そうしたら、皆、僕のことを分かってくれるようになって…。
それで、ミザノレースの時に何かできないかなぁ〜って思うようになったんです。まずは、木製スタイルのヘルメットを作ろうかって思って…なかなか良い出来だったでしょ。
クールダウンラップで持ってた『片足』については、僕も知らなかったんですよ…マッテオ・バイオッコ(アプリリアコーチ、元二輪レーサー)のアイデアだそうです。」

(※管理人注:上記コメントで触れている映画は三人の中年男性が著名な彫刻家の作品(木製の片足)を運ぶ途中、色々なトラブルに遭遇すると言った内容です。
ベッツェッキ選手のヘルメット後部に描かれた『Garbez(ガルベス)』は、その彫刻家の名前『Garpez(がルペス)』をベッツェッキ風にアレンジしたものです。)

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 鯖通り より:

    バイオッコ、今年8耐に出てましたねそういえば
    ちょっと懐かしい名前です

  2. 9191 より:

    でもちょっと気持ち悪かったけどね。

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