MotoGP

ロレンソ:観覧車ビジネスで詐欺にあう…

『ロレンソ:観覧車ビジネスで詐欺にあう…』

★9月11日、ミザノサーキット近くのリミニ・シアターで、新たな殿堂入りライダーが公表された。

★殿堂入りするための条件は『世界タイトルを最低2回獲得し、既に引退していること』、『最高峰クラスに最低24レース参戦したこと』の2つであり、今回、選出されたのは以下の7名である。

ヴァレンティーノ・ロッシ(9タイトル獲得)
ホルヘ・ロレンソ(5タイトル獲得)
ダニ・ペドロサ(3タイトル獲得)
ケーシー・ストーナー(2タイトル獲得)
フレディ・スペンサー(3タイトル獲得)
ケヴィン・シュワンツ(1タイトル獲得)
ジャコモ・アゴスティーニ(15タイトル獲得)

★2024年5月よりロレンソ元選手はイタリアのプーリア州の観覧車ビジネスに投資していたが、今年9月中旬のイタリアTVのインタビューで詐欺にあったことを話した。

★同事業でロレンソ元選手は会社を設立し、観覧車の4年リース権を140万ユーロ(約2億4000万円)で購入した。
観覧車の運行・管理は友人に任せ、ロレンソ元選手は毎月使用料を受け取ることになっていたが、当初より支払いは遅れがちで、2024年9月を最後に完全に滞り、現在は20万ユーロ(約3500万円)以上が未払いとなっている。
このため、ロレンソ元選手は怒り心頭で自身のSNSに、『僕の友人やファンの皆さん、ヴィエステの観覧車には乗らないで下さい。こんな不当な対応を続けさせるわけにはいかないので!』と書き込むほどだった。
なお、2024年9月の時点でロレンソ元選手は使用料の遅延は故意であると考え(※時間経過と共に観覧車の価値が落ち、ロレンソ側の交渉力が落ちるから)、管理会社に対して刑事および民事告訴を起こした。

★2025年9月16日、ロレンソ元選手から訴えられている友人側が、『ホルヘ・ロレンソに対する詐欺行為は一切ない』と声明を出した。
同声明によれば、ロレンソ側の訴えは既に3回棄却されており、つまり、同訴えには司法に依る根拠がないとのこと。
また、ロレンソ元選手のTV発言により深刻な損害を受けているため、適切な措置を取る可能性もあるとのこと。

(参照サイト:『L’Edicola』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram

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