
『マルク・マルケス考察:タイトル争いにおける兄弟の絆、バニャイア不調の理由』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が予選4位、スプリントは転倒リタイア、決勝首位だった。現在、総合首位(後続と182ポイント差)。
★9月15日(月)、ミザノ公式テストではセッション総合6位だった。
★最近、マルク選手がモトGP公式サイトで次のように話した。
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【そして、今年は兄弟でのタイトル争いとなり…】
「こんな風に僕ら2人がタイトル争いをするなんて…誰も予想できなかったでしょうね。しかも、今まで僕が苦戦していたトラックでも優勝しまくってるんだから…本当に誰も予想できなかったでしょ。
僕が総合首位で弟が2位だなんて…僕らでさえ、どうしてそんな風にできたのか説明できないんだから。
僕が今の弟の立場なら、兄との間に摩擦が生じると思うけど…全然そんな感じじゃなくって…むしろ、かつてないほど絆が強まってるんですよ。
僕がいなければ、今頃、弟は総合首位に立っていただろうに…。もし過去に戻れるなら、弟は僕にグレジーニ移籍を勧めなかったかもねぇ(笑)。
レース翌日の月曜は一緒に朝食を取るんだけど、弟も何回かそう言ってました…まぁ、冗談交じりですけどね。」
【一方、チームメイトのフランチェスコ・バニャイアが大苦戦しているが…】
「チームプレゼンの時、僕はペッコに『チャンピオン最有力候補は君だろう』って言ったんですよ…2024年の戦闘力は凄まじかったから。
でも、自信を失いだすと力んで操縦するようになってしまうものだから…そして、マシンは曲がらなくなる…身体の使い方が悪くなってしまうから。
でも、ペッコは復活するでしょ…物凄い才能のライダーなんだし、チームも優秀なんだから。とにかく、良いプロジェクトにしようと思ったら、トップラクスの選手が複数いてくれないことにはね。」
【貴方は引退まで、まだまだ活躍できそうで…】
「(引退をできるだけ遠くに押しやるようなジェスチャーをしつつ)引退する時は…すべてを試し、全てをやりきったって納得する日が来た時でしょうね。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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君がいなければ、おそらく、マルティン、ペッコ、アレックスの三つ巴だったかもね。
いやそれも違うかも。
グレシーニに君が行かなければ、アレックスは覚醒してなかったかもしれないし。
マルクやバウティスタが言うように、バニャイヤはマルクの影響で、ほんとに単に力んでるだけで崩れたのかもね。