
『ダッリーニャ大絶賛:マルク・マルケスは私の仕事を楽にしてくれた!』』
★マルク・マルケスは2025年にドゥカティファクトリーに昇格し、全22GP中17GP目の日本で今シーズンのタイトル獲得を決めた。
インドネシアGP決勝で負傷し、まだ回復の目処が立っていないが、そこまでの全36レースで表彰台を31回獲得している(そのうち優勝は決勝11回/スプリント14回。土日ダブル連勝記録は7回)。
★ドゥカティはマルク選手のおかげで、今年も3部門のタイトルを制覇した(ライダー/コンストラクター/チーム)。
★先日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が、西サイト『AS』で次のように話した。
【マルク選手は2023年までホンダからモトGP参戦していたが、当時、ドゥカティにとっては最大のライバルだった…】
「もちろん、二輪レース史の中でも最重要選手の一人ですからね。うちに入ってくれたらなぁ〜と、いつも思ってましたよ。」
【今年、ファクトリー昇格させたのは、2024年の好リザルトだけが理由ではないそうで…】
「選手を評価する際、私にとって重要なのはライディングの資質だけではなく…モチベーションの持ち方、なにかを決定する際の姿勢も大切なんです。
しかも、マルクは自身のキャリア序盤のレベルに戻りたいと言う強い熱意を、正直に見せてくれました…なにしろ、ここにたどり着くまで、かなり多くのものを捨ててきたんですからね。
でも、だからこそマルクの熱意を感じられたんですよ…また目標を達成させたいと言う強い意志をね。」
【今シーズン、まさにそれを遂行した…】
「周囲の者や彼のために働いている人間を、安心させてくれるタイプなんですよ。
これは私にとって、プラスアルファの資質でしたねぇ…携わっている者達の士気をあげるのは、私の任務なんですから。
そう言う意味において、間違いなくマルクは私の仕事を楽にしてくれました。」
【ただ、チームメイトであるフランチェスコ・バニャイアの影が、すっかり薄くなってしまったが…】
「マルクが難しいチームメイトであることは確かでしょうね…別にチームメイトやメーカーメイトらが、苛つくようなことをするわけではないんですが。
ただ、このマシンに乗って、最強の走りをしてるだけでね。まぁ、マルクは各種記録の更新に向け、まだ何年か時間があるんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter Instagram)
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