MotoGP

バニャイア『日本GP後のことは…僕としては受け入れがたい』

『バニャイア:日本GP後のことは…僕としては受け入れがたい』

★10月17〜19日、オーストラリアGPが行われ、モトGPクラスのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が予選11位、スプリント19位、決勝は転倒リタイアした。現在、総合4位(−271ポイント)。

★午前ウォームアップではマシンが振動し、直線コースで苦戦していた(下映像)。決勝では第24ラップで11位走行中、転倒した。

★決勝後、バニャイア選手がイタリア『SKY』で次のように話した。 

【午前ウォームアップで、かなり苦戦していたが…】
「ちょっと実験をしてたんですが、けっこう酷いことになってしまいました(※首位と+13.039秒で最下位だった)。
昨日が酷すぎたんで、あれ以下になることはないだろうと思って…真逆の方向を試してみたんです…まぁ、確かにポジティブではありましたね。少なくとも、多少はプッシュできたんで…けっこう限界まで攻めてました。
ただ、コーナーで思い通りのブレーキングや進入ができず、さらに複雑な状況になってしまって…でも、少なくとも昨日よりはプッシュできたんで。先行機に追いつくこともできたし、昨日のスプリントやインドネシアの時のようにはなりませんでした…そう言う意味では、確実にちょっとポジティブでしょう。次のマレーシアでもポジティブかどうかは分かりませんけどね…あそこのコースは、ちょっと独特だから。」

【シーズン前半と比べ、リザルトが大きく変動しているが…】
「今年初めから、リサーチているものがあって…ミザノテストでは、それがきちんとまとまってくれたと思ったんです。
実際、日本GPでは全てがスムーズだったでしょ…やっと、いつもの自分らしい操縦ができてたんです。あの時は、けっこうはっきりしてたじゃないですか…コンディションが整えば、速く走れるんだって。
ただ、その後の諸々に関しては…僕としては受け入れがたいことだと思ってます。こんなの…一体、どう表現したら良いんですかね。1週間前に優勝したマシンで始めてるはずなのに、全くプッシュできないなんて…今回も同じなんです…苦戦しまくりで、常に限界ギリギリの状態で。
午前ウォームアップでは昨日の問題をサポートしてくれるような物を試してみたんですが、操縦しにくくって途中でやめました。
午後の決勝では、シンプルにマシンを安定させることにして…ただし、そのため、旋回性や俊敏性、軽さを犠牲にしました。けっこう操縦しにくかったけど、コーナー進入では例の変な動きは出なかったです。」

【貴方は7月中旬のチェコGPまでで213ポイント稼いでいたのに(平均17.7ポイント)、8月中旬のオーストリアGP以降は60ポイントのみで(平均8.7ポイント)…オーストリアで何かあったの?】
「なんて答えれば良いんでしょうね…いや、むしろ、僕としては前に目を向けたいです。
結局のところ、今年は厳しいシーズンなのだと…そして、うちのリザルトとは関係のない何かがあるのだと言うことは分かってます。けっこうな難題で、厳しい状況なんです。
僕にできることは、トラックで全力を尽くすことなんで。日本GPでは全力でレース優勝できました。今回もトップ10争いはできていたはずなんです。次はまた、表彰台争いができることを願ってます。」

(参照サイト:『Moto.it』)

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