Screenshot『ベッツェッキ:2004年ロッシのキスを真似たわけではない…』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPが行われ、モトGPクラスのマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が予選首位、スプリント5位、決勝首位だった。総合3位(−192ポイント)。
★決勝後、ベッツェッキ選手が母国語会見で次のように話した。
【木曜会見で『今年はモトGPキャリア最高シーズンだった?』と訊かれた際は、『分からない』と答えていたが…今は?】
「いや、やっぱり分からないですね…まぁ、最終的に最高の終わり方になったってのは確かだけど。」
【(マシンにキスをしていた)クールダウンラップの様子は、2004年ウェルコム戦のヴァレンティーノ・ロッシのようだったが…】
「正直な話、そう言うことは全く考えてませんでした。実は、けっこう前からやろうと思ってたことで…ただ、ポルトガルでは忘れてたんですよ。
あの時は本当に良い勝利だったんで、興奮しすぎちゃって…いや、だからって今回がイマイチだったってわけじゃなく…とにかく、あの時は忘れちゃったんです。
さいわい、今日は出来たけど…(ロッシの)真似をしたかったわけじゃないです。まぁ、いつものごとく、マッテオ(バイオッコ、プリリアコーチ)とのジョークと言うか…。」
Screenshot【アプリリアプライベーターのラウル・フェルナンデスが迫って来ていたが…?】
「あれは本当にキツかった…とにかく上手いんでねぇ。本当に速くって…終盤は特に速かったですよね。
ただ、こっちは序盤で上手いことレースを組み立てて行けたんで、上手く乗り切れるぐらいのマージンはあったんですよ。
とは言え、ラスト2周は楽勝って感じじゃなかったけど…でも、どうしても勝ちたかったんで超集中して頑張りました…絶対ミスらないようにね。さいわい、上手くいきましたよ。」
【今年はチームに感謝しまくっていたが…今はどんな関係になってるの?】
「ものすごっく良い関係ですよ。これまでも、自分のチームには感謝しまくっていて…結局、僕のために働いてくれてるんだから、敬意を払って感謝するのは当然でしょ。
今年はちょっとイレギュラーなシーズンで…大体いつも、(チームメイト不在の)一人ぼっちだったから…(代役の)サヴァドーリはいましたけどね。
レースの時は一人ぼっちじゃないんですけどね…Trackhouse組がいるんで。ただ、ファクトリチームの方では一人だったから、チームも頑張らなければならず…やっぱ、それを忘れないように、毎回、きちんと感謝しなくっちゃって思ったんです。」
【今シーズンの自己評価は?】
「10点満点で6.5〜7点ってとこですかねぇ。序盤がイマイチだったんで。」
【アプリリア内では最多勝選手なのに、その点数?】
「う〜ん、まぁ、そうだけど…でも、やっぱ6.5ってとこですね。」
【貴方とアプリリアのタッグでは、どの辺が強みなの?】
「まず第一に、どっちも『好結果を出したい!』って気持ちが強いんですよ。
これまで僕は苦戦が続いていて、良いレースをしたいって気持ちが強かったし…アプリリアの方は、ちょっと世代交代した時期だったでしょ。
だから、どっちもモチベーションが上がってたってことです…とにかく、どっちも努力しまくってましたね。」
【現在のドゥカティは…どう思う?】
「いつも通りでしょ…つまり、(タイトル獲得の)超最有力候補ってことですよ。今年も勝ちまくってたんだし。
総合首位と2位の選手が揃ってて、コンストラクターでもチームでもタイトルを取ったんだから。
こっちは相変わらずで…追いつこうと思ったら、努力しまくらないとね。」
【チームメイトであるホルヘ・マルティンへ、なにかアドバイスはある?】
「特にないです…まぁ、マシンに乗るってことだけですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)





