Screenshot『クアルタラロ:18日テストでは、まだ並列4気筒機も使うはず』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選6位、スプリント7位、決勝は転倒リタイアした。総合9位(−344ポイント)。
★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【来年、ヤマハはV4機で参戦することを公表したが…】
「それが良いか悪いかは分からないけど、とにかく、さよなら並列4気筒ってことですね…ベストエンジンではなかったし。」
【今回の決勝については?】
「スタート直後のコーナー4ヶ所は悪夢みたいでした…クラッチに問題が出て、下降デバイスを切ることができなかったんです。
それでどれだけ順位を落としたかは分からないけど、もともとペースはイマイチでしたからねぇ…まぁ、忘れた方が良いような週末でした。」
【転倒の原因は…?】
「特にこれと言って…あの瞬間、それまでより強めのプッシュをしてただけなんですよ。
ユーズドタイヤでのマシン挙動を確認しつつ、エネア(バスティアニーニ)との距離を詰めようと思ったんです。特に変なことはしてないんですけどねぇ…瞬間的に流れてしまったって感じで。
ここはオーバーテイクが難しいコースであり、僕は先行機との距離を詰めようとしてただけで…まぁ、エネアにじゃなく、路面の方に近づいてしまったけど。」
【トラックコンディションはどうだったの?】
「僕は残り4周ってとこで終わってしまったんですが…まだ陽は出てましたよ。
全体的には悪くなかったけど、僕の場合はなんとも言えないです…うちのマシンは、グリップ次第で挙動が変わってしまうんで…。」
【18日テストに向けては…?】
「僕としては、少なくとも現行機と同じぐらいのペースで走れるようなマシンに乗れればと思ってるんですが…。
じゃなきゃ、僕もメーカー側も大変でしょ。今回から(来年の)セパンテストまで、それほど時間はないんだから…(今年9月の)ミザノテストから最終戦までと同じぐらいですよね。」
【今シーズンの自己評価は?】
「10点満点で5点ってとこですね。」
【18日テストでは並列4気筒機にも乗るの…?】
「分かりません…でも、比較テストも重要だから、『はい、サヨウナラ』ってわけにはいかないと思うけど。
チーム側の計画は、とにかくV4機で行くってことで…まぁ、今のエンジンはフロントの反応が良いんですよね。今回は苦戦してしまったけど、普段は上手く機能してくれるんで。
とにかく、普通は現行機もキープしとくんじゃないんですか。そもそもミザノテストで僕は並列4気筒に乗り換えた途端、速攻で0.5秒削れたんだから。
つまり、エンジニア陣が改善箇所を探るためにも、(両機の比較テストをすることは)ポジティブでしょう。」
【今シーズンが終わって、ホッとした…?】
「しました…全力を尽くしても、思ってるような順位は戦えなかったんで…。4位ゴールの時もあれば、6位とか10位なんかもあり…そのうえ、転倒ってこともあったし。
とにかく、息抜きして、他に目を向ける必要がありますね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter Instagram)






ファビオはチームというより自分がってタイプだから開発向きではないんだろうね。レースも最後まで走れないで終わってしまうし、愚痴は何の役にも立たないことをまだ理解できていないようだし。
彼は誰かが完成させたマシンに自分の好みを加えて、それでタイムアップと結果がついてくれば良いタイプだろうから、ドカに行くかアプリリアに行ったほうが、ヤマハ陣営的にもWINWINなんじゃないかな?
フランス人だし何処へ行っても愚痴は言うだろうけど。