『ザマーニ:ヤマハ&アプリリア、選手ラインナップ現状まとめ』
★8月23日、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)がヤマハ&アプリリアの選手ラインナップおよび、オースティンGP関連についての現状を次のようにまとめた。
・ヴィニャーレス:アラゴンGP参戦に向け、ミザノでテスト実施
アプリリアは、次のイギリスGPでロレンツォ・サヴァドーリ(8/9に右くるぶしを手術)が復帰する予定だが、まず、サーキット医師陣から出走許可を得て、その後、金曜FP1で実際に走り、参戦が可能かどうかが判断される。
一方、以前より、8/31〜9/1にミザノサーキットでのプライベートテストが企画されており、当初はアンドレア・ドヴィツィオーゾが参加することになっていたが、おそらく、代わりにマーヴェリック・ヴィニャーレスが参加する模様。ヴィニャーレスにとっては、アプリリアのモトGP機『RS-GP』の初乗りテストであり、その結果および本人の意向によりアラゴンGPの参戦の有無が決まり、もしかしたら、そのまま最終戦まで参戦を続けるかもしれない。
ヴィニャーレスの参戦形式は未定であり、ワイルドカード参戦を6回行うか、もしくはサヴァドーリ後任として参戦させ、サヴァドーリの方をワイルドカード参戦にするか。ミザノテストの結果次第だが、基本的にヴィニャーレスはアプリリア機で今シーズンを締めくくることとなる。
・ドヴィツィオーゾ:ヤマハ機で参戦する可能性あり
ヤマハに関しては、ヴィニャーレス後任はカル・クラッチロー、ペトロナスSRTチームのフランコ・モルビデッリ代役はジェーク・ディクソンと公表されている。
なお、モルビデッリはアラゴンもしくはミザノGPで復帰した際、すぐにファクトリーからの参戦となり、来年もそのまま同チームに残る。
このため、ペトロナスSRTチームはディクソン起用はイギリスGP1回のみと考えており、そのため、ヤマハが直接、アンドレア・ドヴィツィオーゾと交渉をしている。
ドヴィツィオーゾは2022年フル参戦と言う条件が付くならば、同オファーを受けるだろう。以前より本人もヤマハ機でなら好成績を出せると確信しており、挑戦したい気持ちも大きいはずだ。
ただし、慎重に検討しなければならない点がいくつかある。まず、ドヴィツィオーゾは今シーズン、2019年版マシンに乗らなければならないと言うことだ。モルビデッリが苦戦していたように、戦闘力は高くない。ドヴィ自身もシーズン半分以上のブランクがあるうえ、ライバル陣よりも劣るマシンで復帰するのは過酷だろう。
また、来年、ペトロナスSRTチームに、どのマシンが提供されるのかも把握しておかなければならない。当然のことながら、ドヴィツィオーゾは最新ファクトリー機にしか乗る気はない。
なお、同チームは今年いっぱいでメインスポンサーのペトロナスが降り、新たにイタリアの『WithU』社が付くこととなっている。
・オースティンGP、今のところは開催
今のところ、オースティンGPは10月1〜3日に開催されることとなっているが、現在、アメリカ国内ではコロナ関連で多数の問題が発生している。
しかし、『Irta(チーム協会)』は複数のチームに、『来週の土曜日までに現地オフィスおよびピットボックス用資材、ロジスティクス関連全般の予約をするよう』に要請しているのだ。
また、ミシュランンに関しては、既にタイヤをテキサスへ発送していなければならない。
つまり、開催が100%確定していないなか、運営側の作業は着々と進められているのだ。
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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事と次第よっては来年のヤマハのラインナップは、とても興味深いものになるかもしれませんねぇ。
無いとは思うがもしもワイルドカードで入賞とかしたらコンセッションはどうなるんだろう
オースティンはマルケスが速いし復帰後2勝目もありえそうだなー
最近の傾向としては、ブランクあるし今更ドヴィチオーゾ感があります。
条件も若干合わなそうだし。
カルがいなきゃ、ヤマハとしてはちょうど良いテストライダーだった気もしますね。
強引にピースをはめてくるかな?
アラムコと石油王のドラ息子の件が無しになりましたがVR46はどうなりますかな
ドヴィツィオーゾがまたヤマハ機に乗る
ヤマハのライダーになるとは感慨深いですね
楽しみです