2023ポルトガルGP【モトGP：予選リザルト＆トピックス】

『2023ポルトガルGP モトGP 予選リザルト』

★3月25日（土）、ポルトガルGP モトGPクラスの予選が行われた。

★ホンダ

首位マルク・マルケス（ホンダファクトリー）。予選1を首位で通過。予選1ではミール選手のスリップストリームを活用して1’37”675（コースレコード更新）を記録した後、タイヤ温存のためピットボックスで待機していた。予選2では有効なスリップストリームを探して、しばらく回遊し、1回目のタイムアタックは10位だった。2回目は予選1で温存しておいたタイヤに履き替え、バスティアニーニ選手の後ろに付いて1’37”226を記録。2022年もてぎGP以来、久しぶりのPP獲得。FP2のペースだと優勝は無理だが、FP3のペースならばスプリントレースで活躍できそう。
チームメイトのジョアン・ミールは14位（2022年はスズキファクトリー所属）。

16位アレックス・リンス（ホンダLCR、2022年はスズキファクトリー所属）。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは18位。

★ドゥカティ

2位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。+0.064。レースペースは常に首位。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは6位（2022年総合3位）。

3位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。予選は得意。強い走りはしているが、プラスアルファの力はなさそう。
チームメイトのヨハン・ザルコは10位。

8位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのルーカ・マリーニは9位（VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。

13位アレックス・マルケス（ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属）。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは21位。

★アプリリア

4位ミゲル・オリヴェイラ（アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属）。予選1を2位で通過。レースペースも良好。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは20位（2022年はKTMテック3所属）。

7位マーヴェリック・ヴィニャーレス（アプリリアファクトリー）。レースペースは好調だが、相変わらず1周タイムで苦戦している。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは12位。転倒。もしかしたら、弟ポル選手の負傷に影響されているのかも。

★KTM

5位ジャック・ミラー（KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属）。1周タイムは得意。
チームメイトのブラッド・ビンダーは15位。

19位アウグスト・フェルナンデス（GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン）。
チームメイトのポル・エスパルガロは脊椎骨折により棄権。

★ヤマハ

11位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー、2022年総合2位）。レースペースはトップクラスだが、実際のレースは苦戦しそう。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位（VR46ライダーズアカデミー）。

※本来ならば、ヤマハ機向きのトラックである。

『2023 ポルトガルGP モトGP 予選2リザルト』

『2023 ポルトガルGP モトGP 予選1リザルト』

（Photo：Motogp.com）