『ミラー:トラブルを起こすなんて無意味でしょ』
★ジャック・ミラー(28才)は2015年にモト3からの飛び級昇格でホンダLCRよりモトGP参戦を始め、2016年はホンダMarc VDSに移って初優勝を獲得した。
2018年にドゥカティプラマックに移籍し、2021年にドゥカティファクトリーに昇格して総合4位を獲得。
2023年よりKTMファクトリーから参戦している。
★ミラー選手がモトGPクラスでチームを組んだ選手は、カル・クラッチロー/ティト・ラバト/ダニーロ・ペトルッチ/フランチェスコ・バニャイア/ブラッド・ビンダーである。
★先日、ミラー選手が『Speedweek.com』のインタビューで、次のように話した。
【2023年からスプリントが導入されて計40レースが行われたが、2024年は計44レースとなるが…】
「やっぱ、シーズン末はヘトヘトだけど…でも、その44レースのために給料もらってるんだから。
レースは大好きだし、まぁ、自分的には『レースが多いほど1年が早く終る』って感じなんでね。」
【タイヤやケガのせいで下位リザルトになってしまうこともあるため、最低順位を除外するようなルールを取り入れる案も出ているが…】
「ジョーカーみたいなもんですよね…分かりますよ。タイヤの機能面に良し悪しはあるもので…人生と同じ、運だから。
モト3でアレックス・マルケス相手にタイトル争いしてた時、けっこうキツい時期があって…自分以外の大勢に責任をなすりつけてしまってね。
でも、結局、タイトル争いに負けた原因は自分にあるんであって…自分の責任なんだって理解するまでに、けっこう時間がかかりましたよ。
この世界、色々と上手く進んでる時は、そう言うことを認めるのは難しいものだから。
上手く機能しないタイヤに当たる日ってのは、誰にでもあることなんですよね。」
【貴方は率直な性格で、貴方のことを悪く言うチームメイトはいないようだが…】
「多分、僕について違う見方をしている人間もいるんだろうけど…大勢から『イカれたオーストラリア野郎』って思われてるようなんでね。
でも、チームの人間とは多くの時間を一緒に過ごすものだから、最終的には家族みたいになるじゃないですか。
居心地良いなぁ〜って思うようになり、ピットボックスに早く戻りたいって気持ちになった方が良いわけでしょ。」
【なぜ、そう言う風に考えられるようになったの?】
「僕は大勢の人間の中で育ってきたんでね。ヨーロッパに移住して他人の家に住んでたら、問題を起こさないように学習していくものでしょ。
問題を起こせば追い出され、寝場所を失う危険があるんだから。いちいち些細なことに反応しないよう、学んでいくじゃないですか。
この業界で、こう言う仕事をして、良い人生を送らせてもらってるんだから…トラブルを起こすなんて無意味でしょ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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子供、似てるなァ(ほんわか
ジャックいいなぁ。すごく人間味を感じてしまう。今年も応援します。肝心なところでコケないようにね(笑)。
あのmoto3最終戦は確かに酷かった
ホンダはなんて奴を取るんだって思ったもんだ
でもその反省があって今があるなら、あれはあれで良かったのかなとも思いますね