『2024 カタールテスト モトGP』
★4月29日、ヘレスサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★ドゥカティ
首位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは13位(VR46ライダーズアカデミー)。
3位フランコ・モルビデッリ(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは10位。午前セッション中、第1コーナーでマシンから火が出て、マーシャル陣が消火器で鎮火した。
4位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは9位。
5位位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。
チームメイトのアレックス・マルケスは8位。
★アプリリア
2位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。本人談「リア側について、違うタイプのエアロダイナミクスを試したところ、悪くはなかったです。あと、昨日の決勝で何がダメだったのか確認作業をしてました。午後は出力に手を入れて、ブレーキング中の僕のポジションを改善させる予定です。異なるパワーの出力を試しみて…もしかしたらスタート改善にもなるかもしれません。」
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは7位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは24位。最下位。
12位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは15位。
※改良マフラーを投入。
※ロマーノ・アルベジアーノ氏(テクニカルディレクター)によれば、全体的なパフォーマンスには満足しているが、各種状況に上手く対応できるようにしなければならないとのこと。
予選でのパフォーマンスを改善すべきであり、また、常にベストな選択をしつつ速攻で対応できるようにならないと。選手陣はタイヤへの知識を深め、素早く適応していかなければならない。チーム側は全体的なマネージメントを向上させるべき。
ドゥカティに比べ、うちは安定感が足りないため、パフォーマンス平均値を上げていかなければならない。
スタート問題については、マシンのレベルは上がっているが、まだスタート時に他の選手を抜いていける状態にはない。集中作業はしているものの改良は容易でないが、改善の余地は多少ある。
ヴィニャーレスについては、前後輪のバランスを上手く取れるかどうかが重要で、そのためシートポジションにも手を入れている。
2027年のレギュレーション改定については、主要な点は決定しているので、既に新マシンの作業に入っており、目標は2026年シーズン序盤で試用すること。現行機用のリソースを転用しなければならないので、現在、検討中である。
★KTM
6位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。改良カウルを試用(テールカウルに小型ウイングが3つ搭載)。
チームメイトのジャック・ミラーは17位。
テストライダーのポル・エスパルガロは19位。
11位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは22位。
★ヤマハ
14位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー、昨年はホンダLCR)。新エアロダイナミクスを試用。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは18位。
※新カウルを投入。
★ホンダ
16位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのヨハン・ザルコは20位(昨年はドゥカティプラマック)。
21位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。テスト後会見で、「ブラドルテストライダーが試していた新マテリアルは全て機能しなかった」と説明しつつ、「2023年版にもどしたんです…そっちの方が納得できるんで」と話した。
チームメイトのルーカ・マリーニは23位(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
※新マフラーを投入。
『2024 ヘレステスト モトGP』
(2024/11/21 18:09:56時点 Amazon調べ-詳細)
ん〜?!決勝で12位と14位。テストと言えどトップから1秒以内。地味だけど進歩してるホンダ。頑張れ!
あのホンダが最高速でここまで下位とは…アクセル開けれんのだろうなぁ
37秒切れないのは残念だけど、中上君、このメンバーの中でこの位置に就ける日本人は他にいないよねぇ。しかも今のホンダで。
ホンダに関してはマシン特性やPUが云々以前の問題て2027までマジメにマシン開発をする気が全く無いのが色濃く出た結果だね
ミルのコメントが全てを表してるわ
ミルが2024年とブラドルを完全にディスってきてる
ヌルッとこけてた2023型の方がマシってどんだけ
ホンダライダーのコメントが、開幕前の希望を感じるものからHRC技術陣への不信感へと変わってきてる。
淡々と事務的なものになってしまってる。
motoGPのトップライダー達の意見を尊重して、一緒のチームとしてバイクを作るのでなく、技術者が独善的に勝手に作ってくるものに乗せられている、という感じなのかな?
とにかくホンダに来ると、ライダーが皆、世界最高峰の操縦技術を持つ人として尊重されるのではなく、
ただホンダの成績を上げる為に金で契約してる相手という感じで、人間として尊重されずに、苦痛を感じてるのが表情やコメントに出てくるのが可哀想です。
ホンダは昔から技術者主導でマシン開発するからね。
ライダーが新しいマシンに対してあからさまに不満を言うと技術者がへそ曲げるとこがあるから・・・
でも最近のマシンは独自性を捨ててよそのマシンの模倣もしてるみたい。以前じゃ考えられなかったけど。
ブラドルが評価したパート全て使えない………。
まだ2023年式のバイクが良いって………。
これはHRCじゃなくてブラドル批判じゃないの?
中上選手もテストチームとズレがあるって言ってたみたいだし。。
このテスト、特にヤマハに期待していたのだけれども、何だか拍子抜けな感。収穫あったのかな。
また見てくればっかなカウルの変更テストしただけなんじゃないの。エアロダイナミクスとか
最後でいいんだって。先ずやるべきは電子制御、足回り、シャシー、ハンドリングスタビリティ性の
向上に注力してくださいよヤマハもHRCも。それらが纏まって最後にカウル形状とかエアロの話でしょうに。
そもそもバイクのダウンフォースなんて、4輪に比べて本当に狭い領域で
二輪はこれまでずっとメカニカルグリップの向上を主に競争してた世界でしょ。それに
比べたらダウンフォースなんて本当に伸びしろの小さい領域なんだから、マシンのポテンシャル向上の為に
きちんとテストコンセッションを有効活用して欲しいわ。幾らカウルの形状変えたってKTMにもアプリにも
勝てやしませんぜ、ホンダさんもヤマハさんも。