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BMW:ラズガットリオグル全勝、ファン・デル・マーク契約更改、イアンノーネOUT

『BMW:ラズガットリオグル全勝、ファン・デル・マーク契約更改、イアンノーネOUT』

★6月14日〜6月16日、ミザノサーキットでSBKエミリア・ロマーニャラウンドが行われた(※リザルトは記事下にあります)。

★トプラク・ラズガットリオグル(27才、BMW)が予選でPPを獲得し、レース1/スーパーポールレース(短距離)/レース2で全勝した。現在、総合首位(※2位と21ポイント差)である。

★昨シーズンの同ラウンドでは、アルヴァロ・バウティスタ(39才、ドゥカティ)が3レース全勝している。

★レース2終了後、ラズガットリオグル選手が次のように話した。

【BMW機でモトGP昇格する覚悟はできた?】
「モトGPは完全に別カテゴリーなんで…マシンが完全に別物だし、なにもかも違いますからね。
もし今すぐ昇格なんてことになったら、マシンやタイヤに合わせていかなければならないわけで…とにかく、現在、BMW機で強い走りができているし、毎回、マシンも改善されてきてるし…将来的には、どうなるでしょうね。」

【マシンはどの辺りが改善されているの?】
「特に電制システムやグリップ、フロントのフィーリング、エルゴノミクスについてですね。
今後はトラクションやエンジンブレーキにも手を入れていかないと…特にエンジンブレーキかな。でも、毎回良くなってはいますよ。」

【BMW機と相性が良いようで…】
「以前より速い走りができるような気がします。ヤマハ時代は常に全力で走ってたけど、時々、充分ではない感じだったんですよ。BMW機はパワーがあるから、直線コースでのサポートが大きいんですよね。
やっと好パッケージを手に入れたって感じで…自分が100%の状態じゃなくても、良い操縦ができるんです。勝てるパッケージなんですよね。
現在、うちは皆で上手いこと作業を進めているし、今週末は驚異的だったでしょ。この調子で行ければ良いんですけどね。」

★6月17日(月)、BMWがマイケル・ファン・デル・マーク(31才)と1年契約を更改したことを公表した。
当初、同選手の後任としてアンドレア・イアンノーネ(34才、ドゥカティGOELEVEN)が加入するのではと取り沙汰されていたが、現在、ファン・デル・マーク選手はチームメイトのラズガットリオグル選手と良好関係であり、最終的に継続が決まった。

★また、BMWのプラベーターである『BONOVO ACTION』チームが、オーナーの個人的な理由により今年末にSBK参戦から撤退する。
このため、今年、同チームに所属しているスコット・レディングおよびギャレット・ガーロフは、来年のシートが未定である。

★なお、BMW側は2025年に向け、新プライベートチーム獲得のために動いており、現時点では『team Puccetti』が候補と見られているが、同チームはカワサキ継続を希望している。

『2024 エミリア・ロマーニャ SBK レース2リザルト』



『2024 エミリア・ロマーニャ SBK SPリザルト』



『2024 エミリア・ロマーニャ SBK レース1リザルト』



『2024 エミリア・ロマーニャ SBK 予選リザルト』



『2024 エミリア・ロマーニャ SBK 総合順位』



(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 鈴夫 より:

    BMWで結果出せるの?とか実質引退とかここで言われてたのに・・

    結果出してるねぇ

  2. TBN より:

    4輪のGT3でもブレーキ周りに問題があると言われてたけど
    2輪でもそうなのか
    トプラクは評価を上げてジョニーは引退決断の崖っぷち
    明暗分かれたなぁ

  3. タディの星に願いを より:

    ヤマハ時代の鬱憤を晴らすハットトリック ライディングはシビれました。

  4. 桑田裸郎 より:

    回転数制限かけられてるのに速いねBMW

    ドゥカティ 16,100rpm
    ホンダ 15,600rpm
    BMW 15,500rpm
    ヤマハ 15,200rpm
    カワサキ 15,100rpm

  5. 甦れヤマハ・ホンダも頑張れ。 より:

    ラズカットは何処に行っても速いねぇ。

    いっそMotoGPに来て貰ってホンダかヤマハに
    乗って貰うたらなぁ。

    何とかならんかな?

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