MotoGP

怒R.フェルナンデス『ビニャーレスはアプリリア機の欠点しか見ない』

『R.フェルナンデス:ビニャーレスはアプリリア機の欠点しか見ない』

★8月16〜18日、オーストリアGPが開催された。

★8月18日(日)、モトGP決勝でのアプリリア選手陣のリザルトは以下のとおり。

7位マーヴェリック・ヴィニャーレス(ファクトリー、来年はKTMテック3へ移籍)
9位アレイシ・エスパルガロ(ファクトリー、来年はホンダへ移籍し、テストライダーに就任)
12位ミゲル・オリヴェイラ(Trackhouse、来年はヤマハプラマックに移籍する模様)
ラウル・フェルナンデスはリタイア(Trackhouse、来年も現チーム継続)

★決勝後、エスパルガロ選手はトラックの安全性に疑問を呈しつつ、諦めモードだった。
ヴィニャーレス選手はマシンについての不満を言い、オリヴェイラ選手は、「フェルナンデスに妨害された」と非難していた。
フェルナンデス選手は最終ラップで技術トラブルによりリタイアしたものの、アプリリアを擁護していた。

★決勝後、フェルナンデス選手が西サイト『Motosan.es』のインタビュー記事で次のように話した。

【ヴィニャーレス選手が、『マシンが安定しない』と非難していたが…】
「現在のような状況になってしまった場合は…たとえ良いレースでも、首位に24秒も引き離されてしまってる場合は、僕なら(アプリリア側から)何か投入されるのを待ち、投入されたたら試し、進化させていく方が好きです。
そうすれば、いずれ24秒差が20〜15秒差とかに縮まってゆき、前進していけるじゃないですか。そう言うのも賭けの一部でしょ。
マーヴェリックのことは大好きだけど、多分、もう来年の(KTMの)プロジェクトの方に気持ちがちょっと行ってるのかもねぇ…今はアプリリアの悪い所に、目が行くようになってるみたいでしょ。」

【貴方は最終ラップで技術トラブルによりリタイアしていたが…】
「でも、けっこう満足してるんですよ…今日は、また一歩前進できたよう感じだったんで。
こう言う学習プロセスって、かなり良いものですよ…今朝のウォームアップでは感触が一歩前進したんで。
ブレーキングの最終段階で、上手くコントロールできてたんですよ…けっこう良い感じでした。序盤は好調だったし。」

【技術トラブルについては?】
「ドゥカティや日本メーカーと比べ、アプリリア機には信頼性が欠けているのは確かでしょうね。
でも、結局のところ、まだ若いプロジェクトなんだから…進化するごとに変わっていくわけでしょ。ある段階では、リスクも負わなければならないんだし。
例えば、今日の技術トラブルなんかは、ただツイてなかっただけなんですよ。
メカニックがミスをしたわけじゃなく、ツイてなかっただけで…マシンのどこかの部品が壊れたんで、完走できなかったんだから。
最終的に誰の責任でもないですよね…作業の中では、こう言うこともあるんだから。」

【今後に向けては?】
「僕は楽観的に見ています…スタッフ陣やダヴィデ(ブリヴィオ、チームマネージャー)のことを信頼してるし、提示してもらってるプロジェクトのことも信じてるんで。
今回の技術トラブルは、ただの故障だから…とにかく、今週末の作業が無駄だったって思う気はありません。特に、昨日から今日にかけては進歩したんだし。
だから、僕は相変わらずポジティブだし、(レースウィークエンドの)短い時間の中で、日々、この複雑なマシンを理解して行ってると思うし、正しい方向に進んでると思ってます。」

★なお、2025年のアプリリア選手ラインナップは、ファクトリーがホルヘ・マルティン&マルコ・ベッツェッキ。Trackhouseがラウル・フェルナンデス&アイ・オグラである。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. きよむす より:

    期せずして唯一のアプリリア残留ライダーになってしまったのでこれからの事も考えると上手に胡麻すっとかないとね。

  2. ポポイ より:

    記事のタイトルに違和感。
    怒ってる?

  3. チャイナマン より:

    そろそろビニャはストレートエンドからの飛び降りを披露したいと考えているかもしれない。

  4. noname より:

    今年まだまだたくさんレースあるのに(アプリリア)ファミリーから気持ちが離れてる人を見るのは怒りよりもがっかりなのかもね

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