『クアルタラロー:最近の成長を確認すべく、バルセロナは絶好のベンチテストになる』
★11月3日(日)、マレーシアGPのモトGPクラスでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が、決勝6位だった。現在、総合13位(−377ポイント)。
★スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれ、片足を引きずっていたが、中断後の再スタートに参戦できた(※多重クラッシュについてのコメントはこちら)。
★同決勝ではチームメイトのアレックス・リンスも8位を獲得しており、いよいよヤマハのマシン開発に成果が出てきているのではと見られている。
★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【今回はヤマハ両選手ともトップ10入りし…】
「大きく伸びてきてますよね…ここ最近のレースでは常に調子が上がってきてるので、次のバルセロナ最終戦が楽しみです。」
【今日は5周回走行済みのユーズドタイヤを使ったそうで…】
「上手くマネージメントできました…実は再スタートの時のマシンは、今週末ずっとスペアにしておいたもので、かなり遅めのエンジンが搭載されてたんです。
でも、上手くマネージメントできたし、チーム側が良い仕事をしてくれました。
最後がバルセロナになったのも嬉しくって…あそこはグリップがほとんどないから、ベンチテストとして貴重な週末になるでしょう。日本GP以降の成長を再確認できるかどうか…なんですよね。」
【あと何が足りないの?】
「僕としては、電制システムが重要ポイントではないと思ってるんですよ…各エリアに手を入れ、0.5秒ずつ稼いでいけるような方法を探らないと。1か所に集中するのではなくね。
有り難いことに、アイデアではけっこう出てるんで…あと一歩前進させるための道は色々あります。ヤマハのエンジニア陣にとって、今回の冬季オフシーズンはけっこう忙しくなるでしょうね。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
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新型エンジンをリンスは気に入り、クアルタラローは止めて旧型だったのは気になった。もう1人づつにシッカリ合わせてサブファクトリーの2人に見極めが来期は面白そう。
クアルタラローが中盤からV4でリンスが直4継続も面白そう。
ファビオって、ちょっとマシン開発能力に問題あるのかな?
以前はずっとエンジンパワーが足りないってばかり言ってたけど、エンジンがパワーアップすると今度はグリップが足りないって言い続けてるけど、この人がヤマハに入るのとヤマハが低迷し始めたのが重なってるような気がするんだが・・・
確かに1度はタイトルも取ったし、マルクが最速の時期も真っ向から対抗できてたのファビオだけだったけどね。
ファビオとマルクは超速で走る才能に特別恵まれているが、マシン開発能力は相当低いのでしょう。
何乗っても他者より速く走らせられるんだから速いバイクとは?と考える必要無かったでしょうし。
ヤマハがファビオスペシャルに舵を切りっぱなしだとダニが抜けた後のホンダの様な状況に陥りそうで心配。
新フレームやエンジンの評価をファビオに任せると…怖いなぁ
前も書いたけど、クアルタラロの求めてるものは元のコーナー性能を維持したままエンジンパワーを上げること。当たり前と言えば当たり前。
しかし、元の特性を維持しつつエンジンパワーを上げるのは至難の業で、
エンジンパワーは上がったけど、他がダメになっちゃった。
それなら前の方がまだマシだと以前クアルタラロが言っていたけど、
それもその通り。
今回もそれで、一段上のレベルで両方が噛み合わないと、
今のドカに対応するのは難しい。