
『ディ・ジャンナントニオ転倒の理由:いつもより2度深く倒し、5m遅くブレーキをかけてしまった…』
★7月11〜13日、ドイツGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が予選8位、スプリント4位、決勝はリタイア。現在、総合4位(−202ポイント)。
★決勝では第2ラップから2位を固持し続けたが、第18ラップの第1コーナーで転倒した。
★決勝後、ディッジャ選手が次のように話した。
【転倒については…?】
「第1コーナーでいつもより2度深く倒し、5m遅めにブレーキをかけてしまったんです…凡ミスだけど、ミスはミスなんで。切れ込んでしまいました…残念です。
好スタートを切った後、(首位の)マルクとのギャップを保ちつつ、(3位の)ベッツェッキを抑えようとしてたんです。ミスはしたくなかったのに…しちゃったけど。
マルクがすっ飛んで行くもんだから、なんとかギャップを20秒未満に抑えようとして…しかも、ベッツェッキに喰い付かれてたから一息つくこともできず…。
とにかく、ギャップを維持したかったんです…レースも後半に入り、僕はプッシュしてるところだったんですよ。」
【新エアロダイナミクスについては?】
「気に入ってます…ここ最近の高速レースでは使ってるんですが、低速レースだと効果がまだ実感できないんですよね。
でも、僕は好きですよ…流れに乗って走る区間があるコースでは、今までより良くなったんで使ってます。でも、欠点もあるんですよねぇ。」
【今回は残念な結果となり…】
「僕が言いたいことは1つだけで…僕はスタッフの皆にビッグレースをプレゼントしたかったんです…並外れた作業をしてくれていて、多分、僕以上にそれを望んでるだろうから。
最大プッシュで頑張ってます…ああ言う仕事ぶりの人達と組んでたら、もっと頑張らなきゃって気持ちになるものだから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
自分のブレーキングミスを、ここまで細かく
把握しているなんて流石プロのmotoGPライダーは違うんだなぁ。
ディジアは個人的に頑張って欲しいレーサー。
バニャイアが乗っているのと同じ年式の
マシンに乗って文句1つ言わず黙々と頑張って
いるのが好感持てる。