
『2025 チェコGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★7月18日(金)、チェコGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★同サーキットでのモトGP開催は久しぶりで、最後は2020年。アスファルトも再敷設され、選手らの評判は良い。
★昨夜は夜通し雨が降り、モト2/3セッションも雨だったため、同セッションはウェットコンディションから乾いてゆく路面での走行となった。
★トップ10はドゥカティ3名、ヤマハ2名、KTM2名、アプリリア1名、ホンダ2名。
★ルーキー陣は20位アルデゲル、22位オグラ。チャントラ欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。1’54.606を記録(※コースレコードは2016年の同選手による1’54.596だが、マシンもタイヤも変わっているので比較対象にならない)。全10周回のみ走行。第1回目出走の際、トラブルが発生し(おそらく電気系統)、その後のセッション半分はピットボックスで待機していた。終盤、ドライタイヤで再出走し、自己ベストを記録。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは3位(VR46ライダーズアカデミー)。
4位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは20位(昨年はモト2総合5位)。
16位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは欠場(VR46ライダーズアカデミー)。ドイツGPでの転倒で左肩を負傷。ピットボックス入りはしている。
★ヤマハ
2位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。+0.615。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは12位(昨年はアプリリア機)。
9位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは11位。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは13位(昨年はKTM機)。ワイルドカード参戦。
★KTM
5位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。前回の欠場は虫垂炎ではなく、チキンサラダによる重度の胃腸炎で、体重が3kg減少した。
チームメイトのポル・エスパルガロは15位(テストライダー)。マーヴェリック・ヴィニャーレス代役。
6位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは21位。
★アプリリア
7位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。序盤、第8コーナーでスリップ転倒。
チームメイトのホルヘ・マルティンは17位(昨年はドゥカティ機)。4月初めカタールGPでの負傷で長期欠場し、今回が復帰戦。全14周回走行し、イエローフラッグにより無効となったタイムは1分56秒9で9位に相当する。
18位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは22位(昨年はモト2総合首位)。最下位。第3コーナーで激しい転倒、ケガなし、マシン損壊。
★ホンダ
8位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。2週間前、同トラックでのホンダプライベートテストに参加。
チームメイトのジョアン・ミールは19位。
10位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。ホンダテストライダー。ソムキャット・チャントラ代役。
チームメイトのヨハン・ザルコは14位。
『2025 チェコGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
小椋選手のクラッシュ、映像で見てるとバイクが小椋君のほうに滑ってきててひやっとしました。幸い接触はなかったみたいだけど。もし当たっていたらと思うとぞっとするな~。
カウルの破片を拾って戻るところがなんか人柄がでてるな。
今は模索の最中なんだろうなぁ。がんばって。