
『2025 ハンガリーGP モトGP FP1リザルト』
★8月22日(金)、ハンガリーGP モトGPクラスのFP1が行われた。同GPは33年ぶりに復帰し、同サーキットでのモトGP開催は今回が初めて。
★狭い低速コースで、方向転換とハードブレーキングが重視される。
★ラスト34分と言うところで、マルティン選手のマシンから白煙が上がり、その数分後にはフェルナンデス選手のマシンが白煙を上げつつ炎上した(どちらもエンジンの寿命が尽きかけていた)。
これにより赤旗が提示され、セッションが数分間中断された。
★トップ10はドゥカティ4名、KTM3名、ホンダ1名、アプリリア2名
★ルーキー陣は9位アルデゲル、17位オグラ。チャントラは欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。赤旗中断後、1.37.956を記録(ただ一人の37秒台)。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは15位(VR46ライダーズアカデミー)。-1.383。序盤から苦戦。
5位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。フロントには新ソフトタイヤを使用したが、リアはを最後まで使い続けたミディアムだった。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは9位(昨年はモト2総合5位)。
7位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。自己ベストは新タイヤで記録。2回スリップ転倒(第1/15コーナー)、ケガなし。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは12位。最後までユーズドタイヤで走行。
※ドゥカティ陣営は2週間前に、当コースで市販機によるプライベートテストを行った。
★KTM
2位ポル・エスパルガロ(テストライダー)。+0.277。マーヴェリック・ヴィニャーレス代役。夏季休暇前に各メーカーのテストライダーのみが、同コースでモトGP機テストを行っている。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは8位(昨年はドゥカティ機)。
3位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。ユーズドタイヤを使い続けた。
チームメイトのブラッド・ビンダーは21位。最下位。+2.210。
★ホンダ
4位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。サプライズ。自己ベストは新タイヤで記録。
チームメイトのジョアン・ミールは19位。
14位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは欠場。代役参戦するはずだったアレイシ・エスパルガロも負傷で棄権。
★アプリリア
6位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。フロントには新ソフトタイヤを使用したが、リアはを最後まで使い続けたミディアムだった。
チームメイトのホルヘ・マルティンは10位(昨年はドゥカティ機)。
16位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは17位(昨年はモト2総合首位)。
★ヤマハ
11位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは20位。
13位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。終盤、第12コーナーで転倒。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは18位(昨年はアプリリア機)。
『2025 ハンガリーGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)