
『クアルタラロ不満:V4エンジンの問題点は並列4気筒と同じ…』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスの・()が予選位、スプリント位、決勝位だった。現在、総合位(−ポイント)。
★9月15日(月)、ミザノ公式テストではセッション総合位だった。
★同テスト後、クアルタラロー選手が会見で次のように話した。
【(V4エンジン機に)不満足と言った表情だが…】
「感触は並列4気筒とかなり近いもので…もちろん、まだまだ作業は山積みなんですが、とにかく、感触はベストとは言えませんでした。
これ以上、特に言うこともありません。」
【つまり、V4機は現行機(並列4気筒)を上回っていないと…?】
「今のところ、現行機以下です。バルセロナテストの時は改善されているような感じだったけど、今回は感じませんでした。
今のところ、改善が必要なエリアに前進は見られません。ただ、チームは『まだマージンがある』と言ってます…理屈の上ではってことですけどね。」
【貴方のライディングスタイルをV4機に合わせるのは難しそう?】
「全然問題ないですよ…速攻で合わせられます。ただ、問題はV4エンジンではないんで…うちの問題全てをV4エンジンで解決できるとは思えません。
実際、同じ問題が発生しているんだから…今回もバルセロナでもそうでした。今も言った通り、バルセロナではもう少し良い感じだったんですよ。
ただ、あそこは流れるような…スムーズに走るコースだから。一方、今回はコーナーがもっと低速だし、マシンはアグレッシブだし…。」
【フロントの調整が必要?】
「それもあるし…解決すべき問題は他にもあります。例えば、電制システムやセッティングなんかもそうですね。けっこうな数ですよ。」
【改善の余地は…どれぐらいありそう?】
「ポテンシャルはあります…でも、どれぐらいかは言いません。」
【ミラー選手やフェルナンデステストライダーの意見はどうだった?】
「皆、同じ意見です…でも、だからと言って、ポジティブと言うわけではありません。」
【フェルナンデステストライダーはレース参戦し、コーナー進入時の振動を嘆いていたが…】
「それはフロントの信頼感をつかめるかどうかと言う問題ではなく、マシンを曲げることができるかどうかと言う問題で…現行機の方は、その点は優れてますからね。
現行機はそこが強みなんで…でも、そこしかないんですけどね。その辺りに関して、V4機は劣っているし…確実にポジティブだと思えるような点は見つけられませんでした。
今後、どう言うことができるか…模索していかないとなりません。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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まだ実戦を一度やっただけだからね。
『まだマージンがある』「ポテンシャルはあります」。
ここら辺に期待をして待ちましょう。