
『リンス:V4エンジンはもっとスピードが必要だけど、ポジティブ面が多く、改善の余地も大きい!』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選18位、スプリント17位、決勝はリタイアした。現在、総合19位(−467ポイント)。
★9月15日(月)、ミザノ公式テストではセッション総合17位だった。
★同テスト後、リンス選手が次のように話した。
【午前は現行機で、午後はV4エンジン機で走行していたが…】
「(V4機の)機能の仕方については満足してます。現在の並列4気筒に比べてポジティブ面が多く、改善の余地もまだまだありますね…例えば、スピード面やコントロール面とか。
全体的に、V4機の機能には満足しました…ハードブレーキングでも、けっこう良い感じだったし。
2台のマシンを比較してみた結果、ブレーキングに関してはV4機の方を選ぶでしょうね…上手く減速していけてたし、これまでより高速でコーナーに進入しつつ、さらにスライドできてたんで。」
【フロントエンドが大きすぎない?】
「第1/4/8コーナーのブレーキンでは、フロントはけっこう良い感じでしたよ…現行機より上手くブレーキをかけられたんで。」
【ブレーキングが楽になったのは、リアのおかげもある?】
「そうですねぇ…扱いやすくなったんで、これまでより安定して、(動きが)予測しやすくなりました。
リアのグリップに関してもt、V4機の方が僕は良いですね…現行機と比べ、パワーの伝わり方がかなり変わりました。もっと上がって欲しいとこだけど、とにかく、正しい道を進んでますよ。」
【チームメイトのクアルタラロー選手は、かなり批判的だったが…】
「まだまだ最終決定稿には行き着けないでしょ。次、いつ試せるかも分からないんだし…多分、ヴァレンシアテストの後ぐらいなんじゃないんですか。その時は、また色々変わってるだろうしねぇ。
現時点では、馬力がちょっと足りないんですよ。TVで観ていても、V4機は並列4気筒の現行機より時速3〜4km遅いって分かったでしょ。まぁ、その辺を改善していかないとね。」
【貴方はホンダLCR時代、V4機を経験しているが…けっこう似てた?】
「僕はライダーなんで、マシン比較って難しいんですよね…タイヤや天候等、色々なコンディションも考慮しなければならないものでしょ。
まぁ、エンジンの加速の感じはけっこう似てましたね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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