
『ヴィニャーレス:解決すべき問題が2つ…』
★9月26〜28日、日本GPが行われ、モトGPクラスのマーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3)が予選23位、スプリント16位、決勝16位だった。現在、総合16位(−469ポイント)。
★7月中旬のドイツGP予選で転倒し、左肩脱臼/軽度の骨折/靭帯損傷を負い、手術した。
チェコGPを欠場し、オーストリアGPで復帰したが、途中でドクターストップがかかったため棄権し、結局、9月初めのバルセロナGPで復帰した。
★今回の日本GPでも肩の痛みが酷く、筋力も充分ではなかった。そのうえ、KTM機自体も不調で、タイヤを機能させづらく、コーナーに依っては著しく失速し、操縦も不安定になっていた。
★先日、ヴィニャーレス選手が次のように話した。
【負傷した肩は靭帯の回復に時間がかかっており、年内の完治は無理だそうで…次のインドネシアGPに向けては?】
「身体のことを思えば、今の僕向きでしょうね…鍵となるようなブレーキング地点がないんで。
まぁ、どうなるか…全力を出せれば良いんですけどねぇ。」
★KTMテック3のニコラス・ゴヨン(チームマネージャー)が、次のように話した。
【ヴィニャーレス選手は、まだ身体コンディションが万全ではないが…】
「日本GPでマーヴェリックは、本人の筋力不足とマシンの挙動トラブルに悩まされてしまって…。
ただ、レース後、状況を把握するためにミーティングを行ったところ、(インドネシアGPに向け)パッケージ改善のために試してみるべき案がちょっと出たんですよ。
マーヴェリックにとって、ちょっとでも希望の光になってくれると良いんですが。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)