
『2025 インドネシアGP モトGP PRリザルト』
★10月3日(金)、インドネシアGP モトGPクラスのPRが行われた。
★転倒多発(兄マルケス、弟マルケス、ザルコ、バスティアニーニ)。選手らによれば、路面が汚れていて、特に午前セッションが酷かったとのこと。
★予選2へダイレクト進出は以下の10名。
ベッツェッキ、アルデゲル、アコスタ、マリーニ、フェルナンデス、ミール、クアルタラロー、リンス、オリヴェイラ、弟マルケス。
★トップ10内はアプリリア2名、ドゥカティ2名、KTM1名、ホンダ2名、ヤマハ3名。
★ルーキー陣は2位アルデゲル、20位チャントラ(最下位)。オグラ欠場。
★アプリリア
首位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。1分29秒240秒を記録(コースレコードは2024年マルティンの1分29秒088)。日本GPスプリントで転倒し、いまだ体調100%ではない。
チームメイトのホルヘ・マルティンは欠場(昨年はドゥカティ機)。日本GPで転倒負傷。次のオーストラリアGPも欠場。
5位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは欠場(昨年はモト2総合首位)。サンマリノGPで転倒負傷し、日本GPには参戦したが土曜スプリント後に痛みが悪化し、決勝は棄権となった。
※アプリリア機が好調で、選手2名欠場(マルティン、オグラ)は惜しい…。特にマルティン選手は、当トラックが得意だったのに…。
★ドゥカティ
2位フェルミン・アルデゲル(ドゥカティグレジーニ、昨年はモト2総合5位))。+0.408秒。
チームメイトのアレックス・マルケスは10位。終盤、第12コーナーを高速走行中にスリップ転倒。
11位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。今シーズン初めて、予選2ダイレクト進出を逃した。2回転倒。1回目は第10コーナーでスリップ転倒、2回目は第5コーナーで高速走行中にセミハイサイド強打。自力で立ち上がり、特に問題なし。当トラックで決勝完走したことがない。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは17位(VR46ライダーズアカデミー)。+1.256秒。午前セッションも17位。
12位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。スポンサー『Pertamina』のホームレースなのに…。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは18位。スポンサー『Pertamina』のホームレースなのに…。
※2023年ヴァレンシアGP以来の大苦戦…ファクトリー両選手が、よもやの予選1行き。
★KTM
3位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは13位。
15位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。終盤、第3コーナーで転倒。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは19位(昨年はアプリリア機)。
★ホンダ
4位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。午前セッションは首位だった。
チームメイトのジョアン・ミールは6位。
14位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。2回転倒(第3/8コーナー)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは20位(昨年はモト2総合12位)。最下位。第11コーナーで転倒、ケガなし。2026年はホンダ機でSBK参戦。
※日本GPに引き続き、ファクトリー両選手は好調。
★ヤマハ
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは8位。
9位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、昨年はアプリリア機)。2026年はBMW機でSBK参戦。
チームメイトのジャック・ミラーは16位(昨年はKTM機)。
※ミラー以外は予選2ダイレクトで、ヤマハ機好調。
『2025 インドネシアGP モトGP PRリザルト』
(Photo:Motogp.com)