
『2025 オーストラリアGP モト3 決勝リザルト&トピックス』
★10月19日(日)、オーストラリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★前回のインドネシアGP決勝はフェルミン・アルデゲルが、今回はラウル・フェルナンデスが優勝し…マルク・マルケス不在の中、連続して新たな優勝ライダーが誕生した。
★総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(545ポイント)、2位アレックス・マルケス(-166ポイント)、3位ベッツェッキ(-263ポイント)、4位バニャイア(-271ポイント)、5位アコスタ(-312ポイント)、6位ディ・ジャナントニオ(-329ポイント)
★トップ10はアプリリア2名、ドゥカティ2名、KTM4名、ホンダ1名、ヤマハ1名。
★ルーキー陣は13位オグラ、14位アルデゲル、17位チャントラ。
★アプリリア
首位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。2022年にKTMからモトGP昇格し、今回が初の決勝表彰台で、なおかつ初優勝。Trackhouseチームにとっても初優勝。スプリントではタイヤに負担をかけていたが、決勝はみごとなマネージメントだった。
チームメイトのアイ・オグラは13位(昨年はモト2総合首位)。
3位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。確実に優勝できる速さだったが、LLP2回処罰のタイムロスが大きかった。スタート直後から首位を死守し、1回目LLP直後は3位をキープ、2回目LLPで6位まで降格した。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは16位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役(マレーシアGPも欠場決定)。
★ドゥカティ
2位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。グリッド10位から追い上げた。今シーズン3回目の決勝表彰台、モトGPキャリアでは5回目。2022年にモトGP昇格し、総合順位の推移は20位→12位→10位で現在は6位。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位(VR46ライダーズアカデミー)。
4位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。2位まで追い上げたが、終盤、順位を落とした。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは14位(昨年はモト2総合5位)。
18位ミケーレ・ピッロ(テストライダー)。マルク・マルケス代役。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアはリタイア(VR46ライダーズアカデミー)。土曜スプリントよりは調子が良さそうだったが、第24ラップで11位走行中に転倒。ウォームアップでの振動ぶりは悲惨なほど(下映像)。
Shaking down the straight @PeccoBagnaia's stability issues continue ⚠️#AustralianGP pic.twitter.com/sD2hSiitZm
— MotoGP™ (@MotoGP) October 18, 2025
★KTM
5位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。ベッツェッキ選手の追い上げを阻んでいたが、終盤、順位を落とした。
チームメイトのブラッド・ビンダーは8位。
9位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。グリッド20位から怒涛の追い上げ。
チームメイトのポル・エスパルガロは10位(テストライダー)。この3日間、安定してトップ10入りしていた。マーヴェリック・ヴィニャーレス代役。
※4選手ともトップ10入り。
★ホンダ
6位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。コンスタント。ここ6GPで決勝トップ10入りを5回果たしている。あとは予選で1列目を確保し、レースで前に出ていければ…。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア。第10ラップで転倒。
17位ソムキャット・チャントラ(ホンダLCR、昨年はモト2総合12位)。
チームメイトのヨハン・ザルコはリタイア。第5ラップで転倒。
★ヤマハ
7位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー)。ここ2戦は好調。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは11位。PPスタートだった。
12位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのジャック・ミラーはリタイア(昨年はKTM機)。第5ラップで転倒。
『2025 オーストラリアGP モトGP 決勝リザルト』
『2025 オーストラリアGP モトGP 総合順位』

(Photo:Motogp.com)
ベッツェッキにWLLPが無かったとしたら…はともかくとして
ラウルは圧巻の走りでしたね
レース後も喜び爆発では無くじっくり噛み締めるような表情だったのが印象的でした。
やった!おめでとう!ラウール!連勝期待しています!
このコースはとてもアプリリアに合っていたんですね。
LLPなければ当然ベス圧勝だったでしょう、と言うのはあくまでたらればですね。
とは言え、アプリリアのチャンピオン未経験の2人が大躍進中ですね。
チャンピオン2名が苦戦とは。
たまたまでしょうが。
ラウルは前戦から覚醒してたもんね。
初優勝を見るのはいつも良いものですね。おめでとう!
乗り方もカッコよかった。
マルケスいない間、ベズの対抗馬として盛り上げて欲しい!
ラウル優勝おめでとう
KTM昇格組では移籍した成功事例になりそうね
Trackhouseは勝てるという事を証明したから、アイも続いて欲しいね
マルケス不在で初優勝が続いたのは偶然でもなくて、今年はマルケス以外に対抗馬が存在しなかった…ってことかもね
来年はマルティンの復帰、ファビオはV4で巻返し、ペッコは…どうする?
早々に決着のついた直後に主役が負傷欠場
今シーズンは消化試合のボーナスタイムが長いな
このラッキーチャンスですら勝てないライダーやチームは来シーズンも期待薄
ラウルが勝てたのなら、小椋も・・・!
ラウル落ち着いてた
終盤の謎の左手ジェスチャーはなんだったのかな
そして気がつけばリンス
ラウールおめ
公式実況ではあのジェスチャーを“Calm down!”(落ち着け)と言ってましたね
恐らく自分に言い聞かせてたんじゃないかと
マルクがいなければランキングトップ5あたりまでのライダーが来るのが普通だけど、色々あって前戦のアルデゲルと今回のラウルと若手が来たのが印象的ですよね
次戦は誰が来るか? 楽しみですね
最終ラップ頼むからラウル転倒しないでくれよとハラハラしながら願ってました!おめでとう!!