
『ベッツェッキ説明:どうやって2回LLP処罰を乗り切ったのか?』
★10月17〜19日、オーストラリアGPが行われ、モトGPクラスのマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が予選2位、スプリント首位、決勝3位だった。現在、総合3位(−263ポイント)。
★日曜決勝ではロングラップペナルティを2回実行しなければならなかったが、みごとな追い上げで表彰台を獲得し、総合3位に浮上した。なお、総合4位のフランチェスコ・バニャイアとは8ポイント差。
★決勝後、ベッツェッキ選手がイタリア『SKY』で次のように話した。
【LLP2回実行ながら、みごと3位を獲得し…】
「けっこう大変だったけど、本当に嬉しいですよ…レースマネージメントが上手くいきましたからね。
スタートは上出来だったし、事前に作戦も練っておいたんです。まずは首位に立って、その後、LLP実行する時はあまり順位を落とさないようにする…上手くいきました。
まぁ、序盤でプッシュしまくるわけだから、そこから前には出られないだろうし…4位がせいぜいだろうと思ってたんですけどね。」
【ところが、アレックス・マルケスを追い抜き、3位に浮上…】
「アコスタを抜いた時、あとは4位確保で頑張ろうって思ったんだけど…なんだかアレックスに追いついて行ってたもんだから、最後まで頑張りました。本当に嬉しいです。」
【LLP実行後の作戦と言うのを詳しく…】
「2回目のLLPを終えた後、その段階で無理しても無駄だって分かってたんですよ。まだまだ先は長かったから、極端にタイヤにストレスをかけないようにしつつ、先行集団に引き離されないようにしようって思いました。
ラスト7〜8周は持てる力の全てを出し切って…それでも、4位がせいぜいだって思ってたんですけどね。3位なんて、大儲けですよ。」
【今週末については?】
「予想以上に良いレースができました。大体はスタッフの皆のおかげなんですけどね。タイヤ温存のためにリサーチしたり、LLPの乗り切り方とか…そう言う作戦の98%は、スタッフ陣のおかげなんで。
僕は僕で操縦についてとか考えなければならなかったから、基本的には僕抜きでリサーチとかをしてくれてたんです。完璧に仕上げてくれたんで、あとは遂行するのみでした。
上手くいってくれて嬉しいです。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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ロングラップペナルティって何秒ロスする設定なんだろう? 一周のタイムの何%とかって決まってるんかなあ? サーキットによってかなり違いがありそうですよね
LLPはコースが汚れていたり、出口でラインが交錯しそうで危険だし、レース自体の面白みをスポイルしちゃうので、ゴール後、一律プラス3秒とかにならない物ですかねぇ。レース展開によっでは損得でそうですが。