『バニャイア憤慨:モト3事故発生の理由を説明』
★10月24〜26日、マレーシアGPが行われ、モトGPクラスのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が予選首位、スプリント首位、決勝はリタイアした。現在、総合4位(−259ポイント)。
★決勝は第18ラップで3位走行中に、リアタイヤがパンクした。
★決勝後、バニャイア選手が次のように話した。
【決勝でのタイヤパンクについては…?】
「まず第一に、モト3での一件について話すべきでしょう…パンクなんかではなく、そっちの方が真の問題なんですから。
ルエダについては、手の骨折や打撲はともかく…無事だったと聞いて、本当に喜んでます。今のところ、デットワイラーについての発表はないようだから、とにかく情報を待たないとね…命に別状ないとは言ったって、大丈夫だと良いんですが。」
【モト3レース決行は適切だったと思う?】
「そう言う決定をしなければならない立場じゃなくって、良かったです…まぁ、僕だったら、ああいう決定はしないなとは思いました。仕方がないですけどね。」
【モトGPレースでも集中力を保つのも難しかった…?】
「かなり大変でした…もしかしたら、僕はちょっと感情移入しすぎてしまう方かもしれません。
あんな状況で、若手選手らに10周レースをやらせるなんて…しかも、選手2人ともヘリコプター搬送されてるのを見てるんですからね。
適切な対応だとは思えないし、今後も理解できないでしょう。」
【ああ言う場合、選手らの意見も訊いてからレース決行を決めるべきだと思う?】
「多くの場合において、ああした決定を下す人達よりも選手の方が、感受性が繊細だと思います。」
【なぜフォーメーションラップで、あんな事故が起きてしまったのだと思う?】
「モト2/3クラスでは、午前ウォームアップが行われなくなったじゃないですか…だから、次(のウォームアップラップを)きちんとこなすためには、最初のフォーメーションラップを3分間できちんと終わらせなければならないんですよ。
路面コンディションが分からない状態でスタートしなければならないし、マシンに問題があるかどうか等…あの1周で全てを把握しなければならないんです。
デットワイラーは何かトラブってたようだったでしょ…もし午前ウォームアップをしていれば、その時点で気づけてたかもしれないですよね。
ルエダの方は大曲コーナーを抜けてから、多分、何か他のことに集中していて…先行機があんなに低速走行してるなんて、思いもよらなかったのでしょう。正確な経緯は分かりかねるし、多分、教えても貰えないでしょうけどね。
モトGPの場合は燃料節約のため、あの周回は超低速走行なんですよ。何が起きるか分からないとは言え、僕らは午前ウォームアップをやってるから、支障がないかを確認するために(スタート前の)2周で躍起になる必要はないんです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)






モト2/3の当日WUPを廃止する事に対する懸念は当初から指摘されていましたが、現実に不運な事故につながってしまいました。
余興の様なイベントやセレモニーに費やしている時間を削れば2クラス合わせても数十分のWUPを組み込む事は可能だと思いますが、興行収入にしか関心が無いように見える今の運営はどう考えるのでしょうね。
ほんとにそう
いつの間にか朝のウォームアップ走行無くなってしまいそれも期待してたから残念
モトGPライダーのトラック引き回しより、モト2モト3を走らせて欲しい
決勝当日のフリー走行廃止でトラブルシューティングが出来ない事は散々危惧されてましたがそれが最悪な形で出てしまいましたね
リバティが運営に関与しだすともっと余興が増えそうなんだが・・・
GPスプリント開催を土曜にして観客も入っているならmoto3は土曜開催でもいいのでは?
金曜にFPと予選たっぷり時間を与えて前倒しできれば
日曜に時間が余るならリバティが好きなファンサやイベントに充てればいい
ペッコのこの品格よね。優しさがコメントから溢れてしまっている。
あと、ルエダが無事で本当に良かった。彼とダビデ・アロンソは今推してるし、たぶん将来のスーパースターだから。あとはデットワイラーの無事を祈る。
個人的には、ビジネス偏重でmotogpはあらゆる物を失ったように感じる。ロッシ時代までは、とにかく色んな奴がいて面白かったから。だんだんF1みたいになって、ファン層も変わりつつある。
だったらMoto2/3は廃止すればいい、
別の日にすればいい(全日本のように。または4輪耐久のアメリカIMSAのように)
って方向にしたいのが今の運営側の考えだから
改善はされないだろうね