モトGP『ドゥカティ:テスト2日目終了、満足プレツィオージ』
ムジェッロで行なわれていたドゥカティ・チームのプライベートテスト2日目(最終日)は、幸いにも天候に恵まれ、両選手とも日中の最高気温を避けながらほぼ終日、密度の高い作業をこなした。ヴァレンティーノ・ロッシ選手が76周回、ニッキー・ヘイデン選手が81周回と、エンジンや電系システム、シャーシ、また今回初テストとなったアルミニウム製スイングアームなど各種パーツのテストが行なわれた。
次回のテストはバルセロナで6月4日に予定されており、ちょうどバルセロナ戦の翌日となる。また、6月6日にもアラゴン・サーキットで予定されており、こちらは雨で中止となったポルトガルテストの穴埋めとして開催される。
ドゥカティのチーフエンジニア、フィリッポ・プレツィオージ氏のコメント。
「非常に役に立ったと言えるようなセッションでした…マシンの各エリアにとっての重要な指示が得られましたから…そのためにボーリュムあるテスト日程にしたんですからね。各種の電系システム、エンジン、シャーシ等のテストを行ないました…その中にアルミニウム製スイングアームも含まれています。今後は別のトラックで確認していきたいと思ってます…間近なところでバルセロナとアラゴンでのテストを予定してるんですが…我々が見出した策は有効かどうか、正しい方向に小さな一歩を勧めることが本当にできたのかどうかを知るためにね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ選手の方も、いつものツイッターで簡単明瞭なコメントを発している。
《テストはポジティブだった……どうぞ……興味深いものを色々と試した……どうぞ……さらに良く理解するべくバルセロナを待つ……どうぞ……以上。》
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2012年05月24日)
ちなみにロッシ選手、昨日はこんなツイートも…
Valentino Rossi @ValeYellow46 2012年05月24日
Fan club presente alla Casanova Savelli.salsicce e costarelle!
《カサノヴァ/サヴェッリ(ムジェッロ・コースの2ポイント)に来たファン・クラブのみんな。生ソーセージとスペアリブ!》