『2015 カタールGPこぼれ話』
★3月25日のカタールGP記者会見で、仏人記者より「各々のマシンを一言で表現すると?」と質問された際の各選手の回答。
マルク・マルケス「雄牛」
ヴァレンティーノ・ロッシ「正確」
ホルヘ・ロレンソ「扱いやすい」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ「速い」
アレイシ・エスパルガロ「小さい」
カル・クラッチロー「白い」
★アンドレア・イアンノーネがカタール予選でスーパーソフトタイヤを使用しなかった理由について、予選後、次のように説明していた。なお、イアンノーネ選手は予選で4位だった。
「レースに向けての作業をしなければならなかったんで、スーパーソフトを使ってる暇がなかったんですよ。それにセッティング作業に集中してたわけでもなかったんで。(レースでの)目標は上位5位以内に入ること…でも、最後のモディファイが的中したら表彰台を賭けて勝負に出られるでしょ。」
★カタール決勝レースを5位で終えたマルク・マルケスが、第1ラップで何が起きていたかを次のように説明した。
「タイムロスしたくなかったんです…ドゥカティ陣やロレンソが逃げ切ってしまうのを恐れてたもんですから、ちょっとアグレッシブすぎるスタートを切ってしまいました。ブレーキングで膨らんでしまい、汚れた路面の方に行ってしまって…(ブラッドリー)スミスの走行ラインに入ってしまったんですよ。それで追突しないよう、大きく膨らんでしまい…それからアルヴァロ(バウティスタ)にも接触してしまいました(※その際、バウティスタ選手のリアブレーキのケーブルを切断:管理人注[バウティスタ選手のコメントではフロントの損害となってました])。アルヴァロには申し訳ないことをしました(※2人は親しい友人関係にある)。でも、その後、僕は良い追い上げを始めて…でも、タイヤを消耗させすぎてしまい、最後はあれ以上プッシュできませんでした。」
★ブラッドリー・スミスがロードレース世界選手権に参戦して以来、今回が150回目の完走となり、レース後はケーキで祝われた(下記写真)。
★ほぼ毎レース、サーキットに赴いているシュウヘイ・ナカモト氏(ホンダHRC副社長)が、今回のカタール開幕戦は欠席した。理由はナカモト氏のご子息の結婚式だったため。2015年モトGP開催スケジュールの第一草稿が出された際、開幕戦は3月22日だったため結婚式が29日に定められたのだが、その後、開幕戦が29日に延期となり、挙式の日程はもう変更できなかった。
★今回のカタールGP開催中、GPコミッションにより来季のエンジン使用数について討議され、ファクトリー機は7基(現在5基)、オープン機は9基(現在12基)と言う案が出されている模様。
また、ドルナは20レース開催も検討しているようで(現在18レース)、ブラジルや今季SBKが初開催されたタイなどが候補に挙げられている。また、韓国での開催の可能性もある模様。
なお、2016年はレギュレーションの変更が多く、例えば、電制システムのソフトウェアはワンメイクとなり、タイヤはミシュランに変り(タイヤ直径も現在の16.5インチから17インチになる)、燃料も全員22ℓとなる。
(2015年03月28日『Moto.it』記事参照)
(2015年03月30日『Moto.it』記事参照)
(2015年03月30日『Moto.it』記事参照)
(2015年03月31日『Gpone』記事参照)
(2015年04月01日『Omnicorse.it』記事参照)
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興味深いです。
韓国開催って…F1という前例があるのに?
韓国でやるくらいなら鈴鹿でやればいいのに、
できればティルケ以外がデザインしたサーキットにしてほしい。
なんかみな同じようなコースに見える
来季はファクトリーとかオープンとかは無くならないんですか?
ラブホGP
出来たら希望ザルツブルグでのGPが見たい、更に難しいが鈴鹿も見たい、自分の中では名勝負がので。
クラッチローのマシンに対する表現が(笑)
白い(笑)
マルケスは確実に急所をつくなぁ…、
あほっぽいけど(失礼)、誰にも否定のしようが無いという点では 白い が一歩リードでしょうかね。面白い。
バウティスタはフロントブレーキが切れていた様な…
そうなんですよ…
バウティスタ選手のコメントでもフロントになってましたんで、記事中で訂正しておきました。
有り難うございますネ。
マルク「雄牛」
ヴァレ「正確」
ホルホル「扱いやすい」
アンドレア1号「速い」
兄ガロ「小さい」
カルっす「白い」
面白いね。
他の何かに例えたイメージを答えたのはマルクだけ。
自分のライディングもそういうイメージなのかな?
私の中ではマルクはヨーロッパヤマネコの仔かな・・・
仔でも侮れないあたりがwww