『ロッシ:マルケスに勝ったら奇跡』
★9月24日(土)、アラゴンGP予選をヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が6位で終えた。午前FP3ではハイサイド転倒を起こしていた。
★ロッシ選手はペースは良いのでマルケス選手について行けなくとも、表彰台争いは可能だろう。
★ロッシ選手のコメント。
「今日は出だしから最高とは言えなくて…半周ほど走って、すぐ転倒だったから。こう言う1日のスタートって良いもんじゃないですよ。ただ、ツイていたとも言えます。ダイネーゼに感謝しないと…右肩を強打したって言うのに大したことなくて…ちょっとへばっただけでした。
セッションはけっこう無駄にしてしまいましたけどね。予選の6位には満足してません。もっと好結果をだせるはずだったが、好ラップを刻めるほど優秀ではなかった。(マルケス以外の上位選手は)0.2秒のギャップ内で競り合ってたわけでしょ。
ポジティブ面もありましたけどね。FP4では調子良かったんですよ。レースペースは悪くなかったし。まだまだ試さなければならないことが山積みで…特に明日の朝、どんなコンディションになるかですよね。気温が下がるようなんで、タイヤ選択が重要になってくるでしょう。」
【予選では転倒が多発していたが…気温が下がれば更に危険になる?】
「特に午前中が問題だと思いますね。レースはね…14時スタートだから、もう少しノーマルな状況になってるでしょう。」
【気温が低くなれば、自動的にタイヤは柔らかめになるが…】
「必ずしも柔らかめになるになるとは限りません。むしろ、大半の選手が固めにすると思いますね。ただ、柔らかめも絶対にないわけじゃないから、チャレンジする選手が出てくるかもね。」
【昨年は『第1ラップで2秒離された』と言っていたが…今年も危ないかも?】
「ええ、危ないですね。去年と同じ6位スタートだし、2列目スタートって言うのはちょっと問題だから。」
【マルケス選手が絶好調で…何ポイントか引き離されてしまうかも?】
「現実的にならないとね。数字は嘘をつかないから。明日、マルケスに勝つのは…不可能ってとこでしょう。奇跡と言ってもいい。重要なのは表彰台獲得だが…とにかく一筋縄ではいかないでしょうね。」
(2016年09月24日『Moto.it』記事参照)
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