『ロッシ:タイヤがタレると苦戦』
★11月12日(土)ヴァレンシアGPで、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が予選3位を獲得した。なお、午前FP3は9位だった。
★ロッシ選手のコメント。
「ファーストローって言うのは常に第一だから。ここは特にそうですね。ここはずっと苦戦してきてるコースだし、今日も解決すべき難問続出でね。昨日はちょっと遅れを取って、今日は多少は良くなったが、まだまだでしょ。
FP4でまたちょっと前進して、予選ではマシンに乗っていても良い感じでしたね。好ラップが出せたし、1分30秒の壁も破れてたら嬉しかったんですけどねぇ(※1’30”128だった)。ここのコースではファーストローが基本だから。オーバーテイクが難しいコースですからね。ロレンソとマルケスの2人が僕より速いし、ヴィニャーレスが僕より安定してるようなんですよ。表彰台争いをするにはもうちょっと改善しないと。だからこそ1列目スタートが重要なんです。そして、良いスタートを切るようにしないとね。」
【明日はどんなレースになりそう?】
「とりあえずはドライ希望ですね。目標は表彰台。面白いグランプリになるよう期待してますよ。」
【今回の苦戦は…】
「理想的なセッティングからは、かなりかけ離れたもので始めてしまったんです。実のところ、ここでは毎回苦戦してるんです。去年もそうでした。上手いこと改善してこれたし、緻密なんてもんじゃないぐらいの作業ができたんですよ。それでファーストローもゲットしてね。でも、まだまだ進化させていかないと。タイヤが新しいと速いが、タレてくると苦戦してしまうんで。ロレンソとマルケス、ヴィニャーレスが僕より安定してますね。」
【リアタイヤはもう決めた?】
「まだです。固めはかなり滑るし、柔らかめは完走できないし。リアを改善すべく作業を進めてるんです。今のところは相変わらず暴れまくってますけどね。」
【ロレンソ選手がこんなに速いと思っていた?】
「ええ。いつも最速だし、ヤマハでの最終戦だからモチベーションもエクストラでしょ。ペース的には彼とマルケスがかなり近いですよ。レースではスタートから序盤ラップがどうなるか様子を窺ってないと。ロレンソがすっ飛んで行こうとするかどうか。僕としてはその辺に接近して、表彰台争いをしたいんですけどねぇ。」
(2016年11月12日『Moto.it』記事参照)
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