いよいよ今年のオートバイ世界選手権も終盤、今週末のポルトガル戦と、次回のバレンシア戦、残すところ2戦となりましたね。
そして、今年初めて設立されたミドルクラス『モト2』なんですが…
ご予算の方なんかも、はっきりしたようですぞ。
モトGP 『モト2って、実際はいくらかかるの?』
トップチームで200万ユーロ(約2億2千万円)以上の費用をかけており、大体、去年の250ccクラスに相当。
オートバイ世界選手権に今年初めて設立されたミドルクラスこと『モト2』。
総合優勝も決まり、ここまでの16戦も終え、大体は予想通りだったと言うあたりで、この新ミドルクラスの収支を追ってみよう。
ここに至るまでに大いに問題とされてきたテーマから、2つの質問に答えてみる。
モト2とは本当により民主的なクラスであり、250ccに比べ低い予算で済むのか?そして、本来の目的通りに運んだのか?
部分的には、そうなったと言えよう。
ミドルクラスは近年、参加台数の定期的な減少に苦しみ、実質的にはピアジオ社だけの手中に収められてきたのだが、それが新たに盛り返えすことができたのだ。
だか、どれだけ安く済んだかは知らされていなかった。
ここまでの16戦を終えてきて分かったことは(各チームには最初から分かっていたことだが)、優勝を狙って選手2名を配した場合、少なくとも200万ユーロ(約2億2千万円)の予算が必要とと言うことだ。
しかし、これだけでは足りないだろう。
近年の250ccクラスでは、同じマシンを使い、同様の状況下で240万ユーロ(約2億6千6百万円)かかっていたのだ(アプリリアの最高テクノロジーを使用しての金額)。…だとしたら、それほど違いはないではないか。
だが、費用は減ったと言われている。
なぜか?
その答えは、トップチームだけではないから。モト2と言うのは、実際にお手頃なクラスなのだ。
例えば、選手1名に対しマシン1台のみしか使わなければ(250ccクラスでは2台だった)、スタッフの人数も減らすことができる。1台だけなら1〜2名もいれば充分なのだから。
しかし、総合優勝を狙うようなチームともなれば話は別で、こんなに低い予算にはならないのだが。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motosprint 2010年10月27日)
それでも高くてびっクリクリックPrego
イタたわニュース関連記事
ダライ・ラマに助けられた:トニ・エリアス
バレンティーノ・ロッシ脱税追徴金58億円の使いみち
27億円脱税したのは…:バレンティーノ・ロッシ
富沢祥也、最期の微笑み