モトGP『ロッシ “ここは自分の家みたいだ”』
あと数分で午後6時と言う頃、ヴァレンティーノ・ロッシがメルセデスAMGから降り立った。ボローニャにあるドゥカティのボルゴ・パニガーレ本社工場から、エンツォ王宮へとやって来たのだ。
初めて訪れた本社工場で熱い歓迎を受け、最終的にはマッジョーレ広場へと向かい、ドゥカティ企画『NOTTE ROSSA(赤い夜)』に出演することとなる。
自分の家 −「いつも日本メーカーのマシンに乗っていたんで、日本にあるホンダやヤマハの工場へは良く行きました。でも、とこも、ここボルゴ・パニガーレ(ドゥカティ本社)に漂っているような空気を感じたことはないですね。まるで自分の家に帰って来たようだ。」
初めてドゥカティ本社を訪れたインパクトを、ロッシ選手はこう表現した。
全身赤づくめで、ユニフォームでもあるイエローキャップ。
ロッシ選手はドゥカティを選んだ理由を口にした。
「友人でもあるフィリッポ・プレツィオージ氏(編集部注:デスモセディチ機を設計したエンジニア)に引き寄せられ、ドゥカティに来るよう説得されたんです。大きな情熱でもってマシンを押し進めている天才ですよね。」
守りの体制 − 先月行なわれたセパンでのテスト結果は、自信を持てるようなものではなかった。しかし、来週にはカタール入りし、3月20日には開幕戦を迎える。ロッシ選手は向上が見られるものと考えているのだ。
「今季は守りの体制で始めることになります。おそらく週末は、マシン改良のテストってことで酷使しながらね。でも、どこから手を付ければ良いかは分かってますから。」
マックス・ビアッジについて − 今年のスーパーバイク世界選手権からはドゥカティのワークスチームは撤退したものの、ドゥカティマシン(市販車の改造ではあるが)の方は先のオーストラリア開幕戦で優勝を果たしている。カルロス・チェカ選手が駆って、去年のチャンピオンであるマックス・ビアッジ選手を打ち破ったのだ。
しかし、ロッシ選手は宿敵の痛みにつけこみはしない。
「僕は、当然ですが、カルロスの方を応援してました。まだドゥカティ機がスーパーバイクで強いんだってことは嬉しいですね。もしかして、あと何年かしたら、僕もあっちへ移ってキャリアを終えるかもしれませんから。」
ビアッジ選手がしたように…か。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2011年03月04日)
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先日の『WSBはモトGPを経験しなければ勝てない』を
掲載したのってロッシ狂の雑誌らしいんですが…
ロッシがWSBに移籍したら、
かなり真剣に見るようになるであろう
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WSBで活躍するロッシも早く見てみたいです♪(気が早すぎますね)
(ぜひその時はまたヤマハに乗ってほしいなぁ。)
そうですね…WSBて今まで見たことがないので
ロッシの走りが見られるんであればそれもいいかも
いずれにしても気が早いですね、わたしも^_^;
よしちゅうさん、いや、そんなに気が早くないかも…ですよ。
F1移籍の時のことなんかを考えると、ロッシ選手の場合、まったく考えてもいないことは口にしないんじゃないかと…
TALさんも、ロッシがWSBに行ったら、やっぱり見ますか!
もしかしてドゥカティに移籍したからこそ、WSBも視野に入ってきたんでしょうかねぇ…。
ビアッジとの再戦…なんて、さすがに無理だろうなぁ。