MotoGP

グレシーニ:青山は蚊帳の外、シモンチェッリわくわくワークス気分

モトGP『サン・カルロ・ホンダ・グレジーニが2011年チームを発表』




モンツァ−チームのボスであるファウスト・グレジーニは世界選手権で2回優勝しているのだが、特に、チームマネージャーとして、より大きな満足感を得ている。

エース・ライダー − マルコ・シモンチェッリ − セパンの冬期テストでは驚異的にポジティブな結果を出した。ヴェレンティーノ・ロッシに続く、超外交的なキャラクターで、モトGP枠でも規格外。

セカンド・ライダー − 青山博一 − 世界選手権250ccクラスにて優勝。現段階では日本人最強ライダーである。『お客さん』的な立場であり『ワークス』ではないが、HRCから一目置かれている。

と言うわけで、この混合チームがモンツァで弾けたわけである。チームの公式プレゼンテーションでは、幸せ最高潮と言った風に寛いだ空気が漂っていた
グレジーニチームのボスことファウスト氏の言葉は次の通り。
「過去にも直接、うちにHRCが付いたことがあったが、今年はどこから見てもうちはワークスだからね。かつて、こう言うことはなかったんだ。それを証明する2点としては、うちのガレージにはホンダ社員がいて、ストーナーやペドロサ、ドヴィツィオーゾのデータを見ることができる。そのうえ、うちからのリクエストに応じるよう、あらゆる事をすると約束してくれたんだ。
あらゆる点から見て、うちは『ファクトリー』チーム、ワークスなんだよ。」

グレジーニ氏同様、シモンチェッリ選手も隠し立てはしない。
「目標はコンスタントにトップ5に入ることと、どこかのレースで1位になること。
自分はまだ最強グループのレベルには達してないけど、それほど遠くかけ離れているわけでもないし。セパンでのテスト前にHRCのボス達に言われたんだけど、あの人達の目標は4台をトップ4に入れることで、その順番に関しては重要視していないって。
落着いた気分ですよ。チーム・グレジーニで快調ですからね。だって、どこから見ても自分はワークスライダーだし、ストレス過多ではないんだから。」

青山選手が蚊帳の外と言うのもやむ得ないのだが、過小評価されているわけでもない。
優勝争いに加わるには困難な立場ではあるが、とにかく成長中であり、2011年のベスト・サテライトを目指すことはできるのだ。
このチームは素晴らしいです。セパンのテスト結果にも本当に満足しています。」
青山選手はこう言うに留めている。
しかしトラックでは、彼の声をもっと聞かせてくれることだろう。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事 Moto.it 2011年03月03日




今年は伊TV解説のグイド・メーダ氏に
青山選手のことをいじって欲しいもんです。

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