モトGP『日本の地震、茂木GPに開催危機?』
11日に日本北東部を襲った破壊的な地震(震度8.9)の地震は、その後、10mの津波を引き起こし、宮城県仙台市の海岸部に多数の遺体が発見されている。
ここ150年の間に発生した地震10件の中で最大規模のものとされている。
死傷者の数は分刻みで増えており、現在、死者288名、行方不明者349名。
被害に遭われた方々の一部は家屋の崩壊が原因とされ、福島県にある老人ホームでは屋根が落ち、5名が亡くなられている。
しかし遺体の過半数は、津波が引いた際に仙台海岸で発見されている。
また、100名が乗船している船舶が一艘発見されており、日本の警察の説明によれば、海岸線を運行していた列車(乗客100名)が行方不明になっている。
大船渡港に津波が押し寄せた後、やはり、乗客48名を載せた列車が行方不明となっており、そのうち23名は学生と報告されている。
東京は建物の崩壊被害も広範囲には及ばず、被害はいく分少ないものの、やはり死者が出ている。
なお、東京より北部に位置する茂木サーキットでは現段階において、4月24日に予定されていたオートバイ世界選手権の開催を見合わせる可能性が浮上している。
まだ確認は取れていないが、日本国内の被害の大きさを考えれば、中止もしくは延期が妥当であろう。
茂木GPは昨年もヨーロッパ北部で起きた火山噴火のため輸送機関がマヒし開催が延期されたが、今回は多くの死者を出す大災害に見舞われたことから、状況はより厳しいものとなっている。
日本のオートバイメーカーでは、現在のところホンダより被害が遭ったことが報告されている。
東京近郊にあるホンダ技術研究所が負傷者30名、死者1名を出す被害に見舞われ、ホンダ取締役代表より次のような発表があった。
「本日、日本を襲った地震は記録上、最大のものであり、かつてないほどの大惨事を引き起しております。
当社では輸送手段なども含め各機関に被害を受けており、それらの復興支援を第一義にしてゆく所存であります。
また、栃木にあるホンダ技術研究所からは負傷者30名、死者1名が出ており、鈴鹿の方は作業を再開したばかりです。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MotoSprint 2011年03月11日)
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ホンダ社員の皆様をはじめ
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
もてぎ…今年、初観戦を予定しておりました。
でも中止でも延期でも仕方ないかなと思っております。
今、現在でも余震が続いており被害規模も拡大して
これではちょっときびしいですよね。
よしちゅうさん、もてぎ観戦予定…でしたかぁ。
モトGPを主催してるドルナ社長は、「日本が希望するなら、私達はやるよ。」って言ってるようですが…なかなか難しそうですねぇ。
茂木サーキット自体の被害は多くはなかったようですけどねぇ。