モト2『マルケス:視力障害、手術成功』
モト2クラスで昨年、総合2位を獲得したマルク・マルケス選手(カタルーニャ・カイシャ・レプソル、125ccチャンピオン)が視力障害に悩まされていた右目の手術を無事終えていた。
本日午前、バルセロナにある眼科ホスピタルクリニック外科中央診療所でベルナルド・サンチェス・ダルマウ医師が執刀。
マルケス選手は昨年10月21日、マレーシアGPフリー走行中に激しく転倒し、それにより右目の上斜筋(眼球の向きを変える外眼筋のひとつ)が麻痺していたため今回の手術となった。
サンチェス医師は次のように説明している。
「手術は鎮静を加えた局所麻酔で行なわれ、満足ゆく結果となりました。今後は自宅療養となる予定です。」
今後、マルケス選手は治癒に向けてゆくこととなるが、モト2クラスでの冬期シーズン中テストはヴァレンシア・サーキットにて2月8〜10日に行なわれることとなっており、現在のところ参加できるかどうかは分かっていない。視覚の回復具合を見て、専門家からの意見を仰ぎ、今月末に決定される見込みだ。
マルケス選手はこれまでの3か月間で徐々に回復はしてきたものの、プロオートバイレースに参戦できるレベルの治癒には至らず、複数の専門家らが視力回復には手術が必要と主張したため今回の手術を受けることとなった。
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Marca 2012年01月16日)
マルケス選手にはレプソル3クラス制覇の野望がかかってますからねぇ…今度こそスッキリしてくれると良いんですが。