モトGP『アブラハム：GP12機を“燃やす”』
カレル・アブラハムがヘレス・サーキットでのモトGP機テスト中に激しく転倒。
ドゥカティ開発チームのGP12サテライト機を走らせていたアブラハム選手は、メインストレートコースにつづく傾斜でスリップし、その衝撃でマシンは炎上、損壊となった。同選手は無傷で済んでいる。
この他にもエスパルガロ、ド・プニエ（両選手ともART）らが転倒、また、ペトルッチ（IODA）選手もマシンを激しく損壊させている。
選手らはグリップが不安定であったこと、また、コース上にオイルが漏れていた可能性があることをあげている。
アブラハム選手が炎上させたGP12機はテスト最終日（2/22）にエクトル・バルベラ選手が乗る予定になっており、ドゥカティの開発チームではそれまでに猛スピードで修理にあたることとなる。
一方、ジェームズ・エリソン＆マッティア・パジーニ選手（ART）らはスピード面が不安定である事を突き止めていたが、設計初期段階での問題であるため大きな問題もなく周回を重ねた。今回のテストでは両選手とも新クラスに向けて自信を得ようと励んでいた。
ヘレス・テスト第2日目非公式ランキング
1 Randy De Puniet (ART)
2 Mattia Pasini (ART)
3 Aleix Espargarò (ART)
4 Danilo Petrucci (IODA)
5 James Ellison (ART)
（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事 Mediaset.it 2012年02月21日）
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