WSB『ラスコルツ容態について最新発表』
スーパーバイク世界選手権にカワサキ機でもって参戦しているProvec Racingが今日、ホアン・ラスコルツ選手の容態に関する10回目の発表を行なった。同選手はWSBイモラ戦後に開催された公式テスト中の転倒事故により脊柱に重傷を負い(第6頸椎の骨折)、イタリア国内の病院に搬送された後、スペインへと移送された。
《ホアン・ラスコルツはVall d’Hebron病院で40日間入院した後、5月14日(月)にGuttmann研究所に移送。長期間、ベッドで横たわっていたため、同所ではすぐに数日かけて座位で真っすぐな姿勢が取れるよう過ごしました。これは、このような場合、めまいの症状と気絶の危険性が共通であるためです。今週、すでに10時〜17時まで理学療法士がついてのリハビリが開始されています。少なくとも今後、4ヶ月間毎日続けられることになるでしょう。また、事故の後遺症については機会をみて当人に説明し、回復の可能性などについても話していきたいと思っています。
ホアンのもとに寄せられた励ましに対し…選手の皆さんからチーム、各世界選手権(モトGP、WSB)、応援してくださっている皆さんに、この場を借りて再度感謝いたします。》
また、最後に同チームではラスコルツ選手へのサポート企画として、ミザノ戦(WSB)・バルセロナ戦(モトGP)でステッカーを配布することを発表した。ステッカーには
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2012年05月25日 写真)
別サイトによれば、同ステッカーは各選手がヘルメットやマシンに貼ることとなり、今シーズン一杯続けられるのだとか。