MotoGP

ミザノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェッリ誕生

モトGP『ミザノ・サーキットにシッチの名が』




極めて感動的な瞬間だった…ミザノ・ワールド・サーキット内のプレス・ルームで、昨年、セパンで亡くなったライダー、マルコ・シモンチェッリの名と共に同サーキットのロゴマークが発表された時のことだ。

「形式的な手続きを経るのにかなりの苦労を要してきました…。」と話すのは、同サーキット所有会社の副代表を務めるウンベルト・トレヴィ氏。
「と言うのも、当方としては商業的な方策とならないよう、万事、透明に進めていきたかったものですから。今後は、ご家族の皆さんと一緒にマルコの功績を広めつつ、その名を守っていくこととなります…一時的にあやかろうとするような人々からね。
当方では責任もって決定したことであり、今後、それは当サーキットにおけるマルコの名を高めるような一連の企画により証明されていくこととなるでしょう。」

会見に同席したシッチ両親、パオロ・シモンチェッリ氏とロッセッラさんも感極まり、パオロさんは次のように話している。
「最も胸に響いたのが、今回のこれです。息子にサーキットが献じられるなんて…世界中から息子への暖かな気持ちをずっといただけることでしょう…本当に皆さんに感謝いたします。」

シッチ友人でありデザイナーのアルド・ドルゥーディ氏の意匠が映える…新ロゴマークの中にシッチのヘルメットに描かれていた2本の赤線が入っているのだ。トレヴィ氏の言葉を借りるならば、永遠に彼が此処に居ると…。




(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年06月09日 写真



見返りマルコ…良い写真ですね…


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