モトGP『アブラハム独GP棄権、フランコ・バッタイーニ代走』
カレル・アブラハム選手(チェコ出身)がバルセロナ戦の翌日テストで左手を骨折して以来、2レース(シルバーストーン、アッセン)欠場している。
そして今週末、ドイツで開催されるザクセンリンク戦には最初から出走を諦め、ドゥカティのベテラン・テストライダーことフランコ・バッタイーニが代わりを務めることとなった。7月6日(金)午前FPよりカルディオン・ABモトレーシングからデスモセディチGP12機を駆って出る予定。
今月22日に40才の誕生日を迎えるバッタイーニにとっては良いプレゼントとなることだろう。テストライダーとして走り込んだ経験により、マシンのことも熟知している。
1972年、イタリアのブレーシャに生まれ、90年代半ばより国内・欧州・世界選手権などの各大会にて主にに125・250cc機で参戦してきた。2002〜03年には世界選手権250ccクラスで総合6位にランキング。一方、モトGPクラスには2005年にBlata WCMよりフルシーズン参戦している。その後、スーパーバイク世界選手権で何レースか走り、2007年にレース界から引退した。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2012年07月03日)
この場合、アブラハム選手よりも良いリザルトなんてことは…いや、さすがにないのか…
DUCATIはなぜこんなにバッタイーニを寵愛しているのでしょうか、テストライダーとしての資質には以前より大いに疑問を感じているのですが???