ドヴィツィオーゾ選手のドゥカティ入りが公表されましたが…
そりゃあ、クラッチローさんは面白くないですわな。
以前は、イタリアTVレポーターにマイクを向けられると、ノリノリでイタリア語を(ちょっとだけ)披露してくれてたんですが、今回は、なんとなく冷めた空気が漂っとりました。
んでは、少し遡って記事を紹介していきますね。
モトGP『クラッチロー:ドゥカティに騙された』
★カル・クラッチローのコメント
「イタリア語のレッスンは辞めた。ドゥカティの対応にはむかつく。3ヶ月間も話し続けてきたのに、何にもならなかった。結局、騙された…決定がはっきりしたことは一度もなかった。マシン開発のためアンドレア(ドヴィツィオーゾ)のことを欲しがっている。ヴァレンティーノに望んだことと一緒…なんの結果も出せなかったが。操縦できるのは1人いれば良いんでしょ。
今シーズン、自分は大きく前進してる…2週間前のラグーナセーカで、ドヴィツィオーゾ選手とはたった0.1秒差でゴールした。まだまだ向上できるけど、そうするにはワークス機が必要だ。
すべてはメーカーが握っていて、決めるのは彼らだ。今のままのチームで、メーカーのサポートが受けられる可能性もあるのかもしれないが、まだ返事を待っている状態だ。
それか、5位〜6位を狙ってモトGPで走り続けるか…スーパーバイクでタイトル争いをするか。まだ決めていない。」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年08月16日記事より抜粋]
あぁぁ…イタリア語のレッスン、辞めちゃったんですねぇ。
すごっく良い発音だったんですよ…あんまり英語訛りがなくって…
でもねぇ…クラッチロー選手、もう本当にしばらくはイタリア語の『イ』の字も聞きたくないと思う…
実は、イタリア人レポーターがこんなことをTVで言っちゃったもんで…
モトGP『クラッチローvsベルトラーモ』
★『Mediaset』局のベテランレポーター、パオロ・ベルトラーモがインディアナポリスGPフリー走行中、イタリア2チャンネルの実況中継に出演。カル・クラッチローについて次のようなコメントを発した。
「クラッチロー選手がワークスマシンに乗りたがっているようだが、いい気になりすぎているのではないか。最高4位程度で、どうしたらヤマハワークスM1機が望めるのか?
クラッチロー選手がスパーバイクに戻りたいと言っていたと?戻れば良い、(時間の)無駄でしょ…」
★以上の発言を受け、クラッチロー選手がグイド・メーダ解説者(※管理人注:パオロ・ベルトラーモの同僚)にツイート。
《パオロが、今日、TVで僕のことをコメントしてたけど、感謝してるって言っておいてください。なんでも僕には才能がないとか、どうとかって…》
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:INFULLGEAR 2012年08月19日記事より抜粋]
この実況中継、管理人も見てたんですけど…確かに、ちょっとトゲトゲしい感じだったんですよ、そのベルトラーモレポーター。
しかも、普段は決勝レースではピットを右往左往してスタッフや選手にインタビューしまくってるんですが、なぜか今回は姿が見えず…
謹慎処分にでもなっちゃったんでしょうかねぇ…はてさて、ブルノ戦には出てくるのか…
あっ、で、じゃ、クラッチロー選手、来年はどうするんだ?…ってんで、こんな記事が出てました。
モトGP『クラッチロー:2013年に向けグレジーニと交渉』
★インディアナポリスGPでパドックに飛び交った噂によれば、カル・クラッチローとチーム・グレジーニの交渉が始まりつつあると言うもの。
★クラッチロー選手の希望はセミワークス対応を受けること(2011年のマルコ・シモンチェッリが受けた対応)で、つまりこの場合、プライベートチームでペドロサ&マルケス選手と同じRC213V機に乗ると言うこと。
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年08月18日記事より抜粋]
ちなみにスペイン紙の方では、グレジーニに関してはバウティスタも有力候補のようですが。
モトGP『バウティスタ:契約更新を目指す』
★グレジーニ全体(イタリア人マネージャーおよびイタリア企業スポンサー『サン・カルロ』)としては、より市場向けの選手の欲しがっており、第一希望のドヴィツィオーゾはドゥカティに。そして次はアンドレア・イアンノーネに目星をつけたものの、やはりドゥカティと2年契約を結んでしまった。
★現在、ドルナおよびホンダと、マシンリース料の値下げ交渉をしているファウスト・グレジーニのコメント
「アルヴァロ継続と言う可能性もあるでしょう。相応しい選手だと思います。」
★アルヴァロ・バウティスタのコメント
「手本なしでショーワのサスペンションを機能させる作業を進めている(ホンダの他の選手はオーリンズ)。いつも言ってることだが、何を手がけても一日で全ての結果が出るものではない。今年、うちはまだ100%ではないと思う。もう1年、この作業を続けられたら良いでしょうね。初日から、このチームは居心地が良く、今年、手がけた作業を手放すのは残念なことでしょうね。
プライベートチームとして、ここのチームはかつてないぐらい最良。このクラスでの最高プライベートチームで続けられたら、とても嬉しい。」
★契約更改についての交渉は今週末のブルノGP中に行なわれる予定。
[日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Marca 2012年08月21日記事より抜粋]