さて、今後のレギュレーション等々、まだまだ話題が盛りだくさんの昨今でありますが…
あら!ホンダさんの陰に隠れて、ヤマハさんも色々とみんなのために考えてくれてるじゃないですかぁ〜!
モトGP『ヤマハ:2014年プライベートチームにエンジン&電制システム提供』
★現在のCRT機とモトGP機のパフォーマンス差を埋めるべく、まずはホンダから市販RC213V機販売(約80万ユーロ)が計画されているが、今度はヤマハからM1機のエンジンおよび電子制御ユニットをリースする案が出されている。
★ヤマハ・レーシング代表リン・ジャービスのコメント(MCN)
「社内で検討したところ、うちができる最大限はチームやシャーシ・サプライヤーにエンジンおよび電制パッケージをリースすることだ。今、決めれば、2014年には可能だろうが、レギュレーションがどうなるかが先決だ。
M1機自体を販売することはまずないだろうし、うちの4台体制には満足している。それがうちのエンジニアとリソースでさばける最大限なのだ。リソースを振り当てたなら、もっとエンジンをリースできるだろう…そうやってパフォーマンスの良いものを供給するのは割に容易いことだ。うちのシャーシはCRTのとは違うが、ただ、現在のモトGPクラスで最も大きな違いがあるのはエンジンなのだから。」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年11月05日記事より抜粋]
う〜ん、そうか…早くても2014年の話なんですね…
じゃ、間近な話に目を向けてっと…
おっ、ナカスガさ〜ん♪が現在の心境を語っておりますな。
モトGP『中須賀:ヤマハ機でコースに降りるのは大変な名誉』
★ヴァレンシア次戦で怪我で欠場のベン・スピースの代役としてYZR-M1機を駆ることとなった中須賀克行(左写真は2011年セパン戦)が現在の心境を語っている。
「またヤマハから任命していただいたこと、また、ヴァレンシアのコースに降りれることは大変な名誉である。モトGPクラスのレベルは非常に高いものだが、今回のことをヤマハに満足していただけるようベストを尽くす気持ちでいる。ヤマハのテストライダーとしても、今回はM1機の貴重なデータを獲得すべく良いチャンスである。」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年11月05日記事より抜粋]
謙虚なコメントでありますが…
ナカスガさ〜ん♪と言えば、イタリアサイトも頻繁に『まさかのリザルト』に驚いとりますからねぇ。
当『イタたわGP』ブログを始めてから、すっかり増量してしまった管理人ですが…
来年、モト2クラスでは増量したくて悩む選手なんかも出てくるんでしょうかねぇ…
モト2『2013年新レギュレーション、最低重量制限』
★10月27日(土)フィリップアイランドGP第3セッション後、モト2クラス全選手がピットボックス21に招集され体重測定が行なわれた。来年より最低体重制限が科せられることとなり(同件に関し最も争ったのはスコット・レディングを抱えるマークVDSレーシングチーム)、平均体重割り出しのため選手はライダースーツやブーツを身につけけたまま自身のヘルメットを手に持って順番に体重計に乗っていった。
★今回の測定結果では最高体重と最低体重は20kg差で、70〜75kgが一般的な数字だった(75kg-ウエスト&スミス、74kg-イアンノーネ&エスパルガロ、73kg-シモン、71kg-テロール)。それ以上が76kg-デ・アンジェリス、78kg-シメオン、80kg-中上、82kg-ポンス、84kg-トーレス、85kg以上-レディング。
70kg以下は69kg-カリオ、68.5kg-マルケス、67kg-ローゼル、66kg-エリアス。最低体重がラバットの63kg強。
★上の測定値からすれば、2013年の新レギュレーションに向けてのスタンダード体重値は75kgになりそうである(まだ未確定)。
[日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Solomoto 2012年11月05日記事より抜粋]
上の記事に出ている体重はもちろんスーツやブーツ、ヘルメットを入れての数字でして…
『MCN』によるとですね…
例えば、レディング選手はトータルで87.7kgですが、本人だけだと74kgなんだとか。
ちなみに小山知良戦選手は…むむむ…フル装備で60kgだとぉぉぉぉぉぉぉぉ………