さて、先日に引き続き、『モンツァ・ラリー』記事から始めますか!
ヴァレンティーノ・ロッシ選手の、もう少し長いコメントが出てきとりました!!
モトGP『ロッシ:モトGPでも勝てるようにならなければ!』
★11月25日に終了した『モンツァ・ラリー』で本レースおよびマスター・ショーと、2回優勝を獲得したヴァレンティーノ・ロッシが、『Gazzetta dello Sport』紙にコメント。
「普通の優勝以上のものがある…表彰台の一番上に乗ると言うのは、いつも何か特別なこと。特に、これが厳しい2年間の転換点になってくれれば良いのだけど。
今回は第1戦から最終戦まで常に集中して、強い走りをしていた。マスター・ショーでさえミスは皆無だった。これが新時代の幕開けになって欲しい。モトGPでもまた勝てるようにならなければ。
(今回の最終戦は)モトGPレースの開始前より緊張していた。ほぼずっと首位に立ってきていたから、最後の最後でヘマしたくなかった。
(ホルヘ・ロレンソと)対決すると言うことは戦闘力があると言うことだろう…本当に強い走りをしているから。この2年間、(ホルヘは)ペドロサ同様、唯一僕に敬意を払ってくれていた選手で、口撃してくるようなことはなかった。それを大変に高く評価しているし、僕も同じことをしていただろうと思う。
【12/2シモンチェッリ協会への支援レースでマックス・ビアッジと久し振りに対決するが…】結果はあまり重要ではない。ただ、マルコのために参加すると言うことが重要なだけで。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月26日 Omnicorse.it記事より抜粋)
イタリア『Moto.it』サイトの方に、その『特別な表彰台』写真がありましたんで、ご紹介しときますね!
そして、ロッシ選手の華麗な4輪ハンドルさばきは、こんな感じ!!
さて、2輪の方はですねぇ…
おっ、ホンダのセパン・テストが始まりましたねぇ!!
モトGP『マルケス&バウティスタ、セパン・テスト』
★当初、マルク・マルケスのみのプライベート・テストとして予定されていたホンダのプレシーズン前セパン・テストだが、先のヴァレンシア・テストの悪天候を受け、アルヴァロ・バウティスタも参加することとなった。なお、ダニ・ペドロサは不参加。
★トップタイムは24ラップ走ったバウティスタ選手の2分02秒19で、マルケス選手は26ラップを重ね2分03秒65。またテストライダーの秋吉耕佑が32ラップで2分04秒21、同じくテストライダー高橋巧が18ラップで2分09秒91。なお、指標となるタイムはホルヘ・ロレンソ選手による最終PPタイムで2分00秒334。
★午後は雨が降り出したため、バウティスタ選手はレイン・テストを行ない、マルケス選手はピットで待機となった。
★ホンダのセパン・テスト最終日は28日(水)であり、同日よりドゥカティが3日間のヘレス・テストを行なうこととなっている。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月26日 Gpone記事より抜粋)
んで、マルケス選手のコメントは、こんな感じ!!
《今のところ天候に恵まれない。今朝、コースは濡れていて、11時まで待たなければならなかった。ピットから4回出走したところで、また雨が降り出して、予定より早く終わってしまった。
アスファルトのグリップもあまりなく、最初は食いつきを見つけるのに苦労した。出走する毎にタイヤも変えずタイムを削ることができたので、とにかく嬉しい。明日、コンディションが良くなってくれることを祈ってる。(2012/11/26 Motocuatro.com記事より抜粋)》
確か…以前、スペインサイトの方からこのセパン・テストの記事をご紹介した時、ステファン・ブラドル選手も参加するって書かれてましたが…あら?、どうしちゃったのかしら…
そう言えば、昨日の記事でクラウディオ・コルティ選手になにやらダンス映像の掲載予告を出されていたドヴィツィオーゾ選手なんですが…あらら、手術を控えた身だったんですねぇ…
モトGP『ドヴィツィオーゾ:12月は手術』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾはまず11月28日(水)から3日間のドゥカティ・へレス・テストに参加し、12月1〜2日にはラティーナ『Sic Supermotor Day』のスーパーモタード・レースに参戦。そして、12月4日には金属プレート除去手術(2012年初め、モトクロスでトレーニング中に転倒し右肩に挿入)を行なう予定。なお、2ヶ月間のオフシーズンで回復できるものと見られている。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント
「(養生に)1ヶ月たっぷり予定してるんだけど、家族と一緒に家で過ごしたい気持ちもあって。時間はあるし…12月4日に手術を受けて、1月にケガした右肩のブレートを取ることになる。なにがなんでも休まなければいけないことになるね。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月26日 Corriere dello sport記事より抜粋)
んで、そのダンス映像なんですが…
丸1日、首を長くして待ったんですけど全然上がってこないんですよぉ〜
そしたら、コルティ選手がロベルト・ブリヴィオさん(ロッシ個人マネージャーのダヴィデ氏の弟)にこんなツイートを送っとりまして…
《パーティーの映像が欲しいんだけど!!!》
@robertobrivio voglio il video della fiesta !!!
— Claudio Cortiさん (@ClaudioCorti71) 11月 26, 2012
で、その直後にこんなことをつぶやいてるんですよ…
《誰かのせいでフェイスブックから削除しなければならなかったんだ…ゴメン》
Per colpa di qualcuno mi sono dovuto cancellare da facebook … Sorry
— Claudio Cortiさん (@ClaudioCorti71) 11月 26, 2012
オフシーズンもご苦労様です。 Chlicoさんにはひたすら感謝です。
今年のダニは残念でしたが、来年はまた、勢力図がガラっと変わるかも知れませんね。 この十年でヤマハが6回、ホンダが3回、ドカティが1回チャンピオン。 ホンダは、勝っていなくても常に王者のイメージがあり、逆にヤマハは勝っていても挑戦者のイメージが強い。このあたりがライダーのヤマハと言われる所以なんでしょうね。さあ来年は? 日本の二輪メーカーはすごいですね。