先日のインドネシア訪問中に、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルツ』紙のインタビューを受けていたヴァレンティーノ・ロッシ選手。
最近、同紙ではこの手のテッパン記事は無料サイトの方には載せてくれないんですが…
珍しく載ってたんですよ…しかも、けっこう長いんですよぉ〜。
と言うわけで、面白そうなとこだけ抜粋してみました!!
モトGP『ロッシ:表彰台に立つ姿が見えるよ』
★ヴァレンティーノ・ロッシが『La Gazzetta dello Sport』紙によるインドネシアでの独占インタビューで、『興奮する』と言う単語を連呼。
★ロッシ選手のインタビュー
「【元旦の目覚めは?】軽やかって感じ?いやいや、まぁまぁ。1年の始めが特別ってことは別にして…興奮したってところかな。
【ヤマハ機は?】昨シーズン末に乗ってみたけど、すぐに良い感じでね。加速面がかなり改善されていました。エンジンは1000ccになったけど、進歩のほどを感じますね。厳しいものになるでしょう…ホンダのモチベーションは高いし、後半戦なんか強かったから。ただ、M1機の戦闘力は高いですよ。
【チームメイトは初めての相手の方が良い?】既に知ってる相手の方が良いですね。お互い年も取ったし、何が待ち受けてるかも分かってる。彼はやりづらいチームメイトを持つわけだけど、僕もですから。でも当時だって、ピット内では問題があったけど、2人とも勝ってましたからね。
【さらに腕の上がったロレンソ選手…】負かすのは厳しいでしょうね。彼の強味はヤマハ機の強味を掌握しているところ…上手い操縦ができるポイントをですよ。僕はゆっくりゆっくり入っていかなければ。彼のことを眺めてないで、マシンを仕上げて、チームを盛り上げ、表彰台に上がらなければね。ロレンソ選手を負かすには時間がかかるだろうな…最初は向こうの方が速いでしょう。
【ドゥカティでは何が上手くいかなかった?】マシンを僕のスタイルに合わせることも、僕がマシンに適合することも、チームと一緒に果せなかった。
【プレツィオージエンジニアに関しては?】こんな事になって残念に思ってます…彼にしても僕にしても…特に彼にとってですね…モトGPプロジェクトは人生で最も大切にしているものだったんだから。僕らの関係はけっこう良かったですよ…ドゥカティの多くの皆さん同様にね。問題はリザルトだったわけで。別にフィリッポと一緒に夕食にだって行けますよ。彼の移動については残念に思ってます。ああ言う場合、誰かが移動になるわけで…今回は2名ですよね…僕は自分で移動して、彼は移動させられてしまった。
【希望通りの改良がされなかったとか?】フィリッポがこう言ってきましたよ…“君の指示通りに改良する準備はできていた”ってね。ただ、彼らの頭の中にあった流れは…ストーナーよりミスの少ないロッシを乗せれば勝てるだろうと言うもので。それが叶わなかったわけですね。
【バージェス氏と共にドゥカティの作業不足を非難してたが、実際に手がけてきた事を見れば不当な非難では?】そうですね。作業不足と言うのは正しくない…困ってた事は最初にあった問題点を解決できなかったと言うこと。
【困難な2年間でしたが、プライベートの方にも影響が?】僕のことを変えてくれたんなら、けっこうな事だけど…そうは思いませんね。キャリア最低の時を過ごしたけど…ただ、それなりに大人ですしね。それに、かなり長いことポジティブな状態でやってきたから…蓄えはあったわけでね。サプライズなしに成長すると…スポーツではどうなるか分かるでしょ。プライベートに関しては『バランス』が取れてるんですよ…ドゥカティ以前も、そして今もね。
【2012年には異性関係で大きな変化が…】彼女と別れました。仕事の影響は受けてません…ただ、仕事面で不調だと難しくはなるけどね。本人があまり穏やかなじゃなければ、女性との関係はますます難しくなるでしょ。
【現彼女リンダ嬢については当紙に感謝してもらわねば…彼女から聞いてる?】ガゼッタさんのことは、ずっと有り難く思いますよ。彼女が『SportWeek』の記事で、好きなスポーツ選手は僕だって言ったことでしょ。僕のニュース情報源たちが教えに来てくれて、写真を観た時に“彼女のことを探し出してみようか…”って思ってね。それで、見つけ出して、連絡を取り合うようになった…と。ただ、長い話になるんですけどね。
【もうすぐ34才…結婚の方?】いいえ。まだ早いし、結婚自体したくないなぁ〜と。イヤだって言えなくなった時にかぎり、しますよ。
【子供は?いまやウッチョの子供の“叔父さん”では…】ここ何ヶ月かの間で3〜4回、叔父さんになったんですよ。ウッチョの他にカルロ(トレーニングコーチ)と…あと色々。僕がウッチョの背中を押したんだけど…多くの時間を彼らと過ごしてますよ…人生変わったなぁって思ってね。
【ビジネス面でも変化が…マーチャンダイジングを担当していた企業と離れ、いよいよ実業家の道を?】色々な活動を始めたんですよ。気に入ってますよ。面白いし。ただ、マシンが一番ですけどね。
【マックス・ビアッジ選手と仲直りは?】以前に比べたら、あまり敵対してないですよ。戦闘態勢じゃないんで。
【ビアッジ選手がモトGPの解説者になったら?】(大笑)良いですぇ…面白いかもしれない。
【ヤマハ復帰は?】良いですよ。家に帰るのは良いもんです。ここに帰ってこれて、皆も喜んでくれているし。セパンテストまでの辛抱ですね。スゴく興奮してるんですよ。どちらにしても、ドゥカティ移籍はポジティブでしたよ…もしヤマハにずっといたら、こんなにやる気満々にはならなかったでしょう。もしかしたら…若返ったかなぁ。
【気持ちも落着き、盛り返す気満々なら操縦にも現れるのでは?】そうですね。特に、年を取ってきたら人生落着いてないとね。若い頃はそう変わりもないけど、年と共に、速く走りるには何かときちんとしてないと。
【レースに優勝できなかったら、がっかり?】そうですね。目標はレースで1位になること…2010年以来ですからね。1位にならないんだとしたら、毎回、表彰台に上がれたら良いですけどねぇ。ただ、勝利って言うのは分かれ道ですから。
【総合ランク?】難しいね。表彰台どっさり…少なくとも10回上がって、上位3位以内なら良いなぁ。
【カタール開幕戦は?】表彰台ですね。たとえロレンソ/ペドロサ選手と競り合えないとしても、そうかけ離れるわけにもいかない。あとはマルケス選手がどう出るか。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年01月26日 La Gazzetta dello Sport記事より抜粋)
若返ったらしいロッシ選手…
ヤマハでまた、こんな走りを披露してくれるでしょうか…
まぁ、今ではモンスターを見ると、こう言う反応のようですが…
FEAR!!!!!!!?????@valeyellow46 twitter.com/GigiSoldano/st…
— GigiSoldanoさん (@GigiSoldano) 2013年1月26日
おっ、上のインタビュー記事でも話題にされてたマックス・ビアッジ大先生…
F1のフラヴィオ・ブリアトーレと偶然会ったらしく、金曜日に誘われとりますなぁ。
《(ブリアトーレ)マックス、良かったら金曜にCiprianiで、どうだい?》
《(ビアッジ)OK。オレ達とガール達だけね…子供抜きの金曜日ってことで、OK?》
@briatoreflavio ok aggiudicato. Noi con solo le girls…… Niente bimbi x venerdì ok?
— Max Biaggiさん (@maxbiaggi) 2013年1月28日
若返りクリックPrego
がんばれRossi最多優勝を塗り替えもう一度Wチャンピオンへ。