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2013SBK:フィリップアイランド:プライベートテスト・リザルト【第1日目】

各チーム、夏のオーストラリアにやってきましたが、早くも今年の主役の2選手に残念なニュースが…
波瀾万丈の幕開けとなるのか!

『SBK2013:ラバティ&アプリリア、フィリップアイランドを走る』

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★フィリップアイランドでプライベートテストが始まった、非公式リザルト首位はアプリリアRSV4のユージン・ラヴァティ。
なお、ドルナの公式テストは来週から始まる。

★サイクス選手とチェカ選手は不調
トップライダー2選手ことトム・サイクスとカルロス・チェカが欠場。サイクス選手(カワサキ)は午前中のセッションで転倒し、右手首を負傷。メルボルンの病院でレントゲン検査を受けたところ、骨折と診断される。同選手は非常に強い痛みを訴えており、昔の怪我が原因なのか、また別の要因があるのか更に検査が必要。サイクス選手はテスト2日目は欠場が予想されるが、順調に回復すれば2月18日の公式テスト参加の可能性が残されている。サイクス選手はサーキットを走る事(たったの5周ながら)はできたが、チェカ選手は体調不良によりコースに出る事すら出来なかった。昨夜、病院で検査したところ腸閉塞の恐れがあり、明日のテスト参加は難しいだろう。

★アプリリア、スズキ及びホンダは好調
順調に参加出来た選手達の方は新しいアスファルトに馴染めず、特にグリップ不足に冷や汗をかく結果となった。あまり問題もなく首位タイムを出したアプリリアのユージン・ラバティは、昨年のテストでサイクス選手が出した最速タイムに近づいた。
ギュントーリとジュリアーノの両選手もまずまずの結果。ギュントーリ選手はチームメートでトップのラバティ選手に0.6秒差だが、RSV4を乗りこなすにはまだ修行が必要。一方、ダビデ・ジュリアーノ選手(Althea Racingアプリリア)は順調にテストを進めていたが、技術系トラブルで中止を余儀なくされる。
サイクス選手以上にアスファルトに泣かされたジュール・クルーセル、レオン・カミエルの両選手だが、スズキ機の決定的なパフォーマンスには笑顔を見せていた。
ホンダのジョナサン・レア、レオン・ハスラム両選手は同タイムを記録し良好な結果で、今回はHRCの新電制システムのテストをした。

★課題あり
マルコ・メランドリ選手はまだ肩の痛みが引かず、テストは数周に留めた。新車体テストをしながらも首位ラバティ選手から0.5秒遅れのタイムを記録し、チームメイトのチャス・デービス選手(今期BMW S1000RRデビュー)との違いを見せつけた。チーム・アルスターのアイルトン・バドヴィーニ選手はトップからは1秒の遅れ、そしてマックス・ノイキルヒナー選手(チームMRドゥカティ)は10番手に留まった。
ロリス・バス選手(カワサキ)とミッシェル・ファブリツィオ選手(Red Devils Romaアプリリア)はタイムを見る限り、やらなければいけない事がありそうだ。

★プライベートテストDAY 1(2月14日)非公式リザルド
1 .E. Laverty (Aprilia) 1’31”7
2 .L. Camier (Suzuki) 1’31”9
3 .J. Rea (Honda) 1’32”0
4 .L. Haslam (Honda) 1’32”0
5 .M. Melandri (BMW) 1’32”2
6 .S. Guintoli (Aprilia) 1’32”3
7 .J. Cluzel (Suzuki) 1’32”5
8 .D. Giugliano (Aprilia) 1’32”7
9 .A. Badovini (Ducati) 1’32”8
10.M. Neukirchner (Ducati) 1’32”9
11.C. Davies BMW) 1’33”0
12.L. Baz (Kawasaki) 1’33”2
13.M. Fabrizio (Aprilia) 1’33”7
14.T. Sykes (Kawasaki) 1’34”5



(日本語翻訳:moku / 伊語記事:2013年02月14日 Motociclismo記事より抜粋)


今年からイタリアではSBKの放送権がメディアセットに移ったので、最初の放送がどんなものになるのかが少し楽しみです。
解説はあのマックス・ビアッジ氏ですしね。


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